今年に入って、ずっと痩せたいと思っていて、まずは食事制限を始めた。
30代の頃、一度ダイエットに成功したことがある。その時は運動をせず、食事を見直すだけで体重がスルスル落ちていった。
だから今回も、同じようにやればいけると思っていた。
でも、48歳の今は、それだけではほとんど何も変わらなかった。
それもあって、8月からジムに通い、筋トレを始めた。すると少しずつではあるけれど、1か月に1kgほどのペースで体重が減り始めた。
そこで実感した。
昔うまくいったやり方が、今の自分にはもうそのまま通用しない。
身体でそれを感じたあと、ふと、
これって、人生全般にも言えることなのかもしれない。
そんなことを考えるようになった。
そのタイミングで出会ったのが、本田直之さんの『セカンドハーフ戦略』だった。
あまりにも今の自分の感覚と重なっていて、数日で読み切った。
せっかくなので、この本から「これからの自分を作るうえで大事にしたい」と思ったことを、書き残しておきたい。
1. 身体のOSを入れ替える
最も共感したのが、「身体のOSを入れ替える」という考え方だった。
まさに現在進行形で経験していることで、筋トレ中心のボディメイクにシフトしている今の自分に、強く刺さった。
必要なのは、若い頃の身体に戻そうとすることではなく、今の年齢に合った身体を作り直すことなんだと思う。
体重だけを見るのではなく、筋力をつける。睡眠を見る。食事も整える。日々の動き方も含めて、身体全体を見直していく。
昔の自分に戻るのではなく、今の自分に合う形に更新する。
自分が今進もうとしている方向は間違っていない。そう思えて、少し勇気が出た。
2. 人生後半は、前半の延長ではない
昔のやり方が通用しなくなっているのは、身体だけではない。
仕事も、人との付き合い方も、時間の使い方も、これまでうまくいっていた方法をそのまま続ければいいとは限らない。
人生後半は、前半の延長線上をそのまま走るのではなく、一度立ち止まって点検し、必要なら組み直していく時期なのだと読み取った。
これまで積み上げてきたものを否定する必要はない。
ただ、年齢も立場も環境も変わっているのだから、今の自分に合ったやり方へアップデートしていくほうがいい。
そう考えると、48歳という年齢は、何かを諦め始める時期ではなく、これからを再設計するスタート地点にもできるのだと思った。
3. 正解を決めてから動くのではなく、小さく試す
とはいえ、「再設計」という言葉は少し重い。
最後までしっかり考えてから動く、というイメージがある。
でも、そうではなくて、大事なのは、仮説を立てて、小さく試してみることなのだと思う。
やってみて合えば続ける。
違うと思えば修正する。
必要ならやめる。
その繰り返しでいい。
今の自分でいえば、筋トレもそうだし、ブログでの発信もそう。
「これが正解」と決めて始めたわけではなく、とりあえずやってみて、少しずつ自分に合う形を探している。
人生後半は、大きな決断を一度して完成させるものではなく、小さな実験を積み重ねながら作っていきたい。
おわりに
ここまで書いてみると、この本から受け取ったことは、意外とシンプルだった。
昔の自分に戻ろうとするのではなく、今の自分に合う形へ作り直していくこと。
身体も、仕事も、生き方も、年齢や環境が変われば、やり方も変わっていい。
そして、そのために最初から完璧な答えを出す必要はない。
小さく試して、合えば続ける。
違えば修正する。
その繰り返しでいい。
48歳になって、若い頃ほど速くは変われないのかもしれない。
でも、遅いことと、止まっていることは違う。
人生後半は、何度でも作り直せる。
若い頃ほど速くなくてもいい。
遅くても、着実に前へ進める。
今は、この言葉をこれからの自分の指針として残しておきたい。

