こんにちは。すぐっち(@sugucchi)です。
今回は、「読書の理解力を上げるための、効果的な質問の作り方」の話をします。
読書で効率的に知識を得たいなら、読む前にあらかじめ質問を作ってから読み始めましょう。
そうすれば、目的が明確化するから欲しい知識が浮かび上がってくるよ。
これは、最近の読書術でかなり紹介されているテクニックです。
ぼくが身につけたレゾナンスリーディングでも、何をおいても問いを立てることが重要ポイントです。
でもね、ぼくはこの「質問作り」がとても苦手だったんです。
なんとなく、ありきたりな質問になってしまって違和感が残る。自分に合った質問なのか、納得感がないまま読み進めて、結局中途半端な知識を得て終わってしまうことが多かったんです。
そんな、質問作りが上手くいく方法を見つけたんです。
メンタリストDaiGoの、『知識を操る超読書術』という本に書かれていました。
早速紹介しましょう。
目次
本から得たい知識を明確にする質問(メンタルマップ)
この本には、読書前の質問に関してこのような説明があります。
この本から得たい知識を明確にするために、3つの質問をしましょう、と。
- なぜこの本を読もうと思ったのか?
- この本から得たい知識は何か?
- 読んだあと、自分はどのような状態になっていたいのか?
この質問を書いて残しておくことを、メンタルマップと呼びます。メンタルマップを大きめな付箋などに書いて、しおりとして挟むことで目的を明確化し続けることができるんです。
もしもダイエット本ならば、こんな感じですね。
- なんとか3ヶ月で10キロ痩せたいから
- リバウンドしないダイエット方法を教えてほしい
- スリムになってカッコいい自分になっている
結構簡単に書けるものです。
本によっては、効果的な質問が思い浮かばないケースが多い
でもね、こんなに簡単に質問作りができるのは、すでにその本の内容が明確になっている場合が多いです。
だって、ダイエット本の目的って、痩せることだもんね。リバウンドしないダイエットについても、絶対書いてるよね。
でも、ほとんどの本は、そこまで内容が明確じゃない場合が多い。
しかし、より難易度の高い専門書、「モチベーションを高める」や「アイデアの出し方」など目指す成果が曖昧なジャンルの実用書の場合、メンタルマップに書くべき3つの目的もぼんやりしてしまうことがあります。P.86
そうなんだよー。小難しい本になればなるほど、目的がブレブレになっちゃうんだよね・・・。
じゃあ、どうやったら明確な質問が考えられるんだろう?
目次で興味を引く部分を探し出そう
それは、目次から興味を引く「章タイトル」、「見出し」を探し出し、それと「なぜこの本を読もうと思ったのか?」、「この本から得たい知識は何か?」、「読んだあと、自分はどのような状態になっていたいのか?」という質問を混ぜるということ。
例えば、この『知識を操る超読書術』を読んで、目次にある『3行のメモで、やる気は復活する』に興味が出たとします。
(そういえば、この頃最後まで本を読み通せたことがないな・・・。買った時のモチベーションを維持して読破できるようになりたいな。)
これは、「なぜこの本を読みたいか」の問いへの回答になりますよね。
また別の目次で、『読み方次第で、人に説明できるほど頭に入る』が目に入ったとすると、
(他人に本の内容を簡単に説明できる方法とは?)
という質問を作ることができます。
これなら、自分の興味関心がバッチリ入った質問となり、明確な目的を持って本を読むことができるようになります。
最後に
質問作りの段階から、本の力を借りても良いことを学べました。いや〜かなりスッキリした!
上手い質問が考えられなくて、ずっとモヤモヤしてたのが、すっかり霧が晴れた感じ。
早速、これから読む本で試してみよう。
ちなみに、この『知識を操る超読書術』には、他にも色々なテクニックが書かれてあるので、これは別記事でまとめてみたいと思います。