今年初めてパスタの師匠のところに行きました。心斎橋の隠れ家系イタリアンです。オーナーシェフ、あっちゃんに新しいレシピをそこで教わりました!
その名も、「アマトリチャーナ・ビアンコ」です!
白ワインが決め手のパスタ、アマトリチャーナ・ビアンコとは?
そもそも、アマトリチャーナとはパンチェッタ、たまねぎなどをトマトソースで絡めたパスタです。
しかし、アマトリチャーナ・ビアンコはトマトソースは使いません。その代わりに白ワインで味付けをするのです。
全く別のパスタになりますよ。早速作ってみましょう!
材料(2人前)

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- にんにく 2かけ
- 鷹の爪 1かけ
- 松の実 大さじ1
- パンチェッタ 100g
- ブラウン・マッシュルーム 2個
- 玉ねぎ 1/4玉
- イタリアン・パセリ 適量
- 白ワイン 大さじ3
- オリーブオイル
作りかた(所要時間:約30分)

まずは、オリーブオイルでにんにく、鷹の爪、松の実を中火でじっくり炒めていきます。にんにくと鷹の爪の旨みをオリーブオイルに滲みださせるイメージで。
松の実を入れると、コクが出て味が深まるのと、食べた時の食感がたまりません。オイル系のパスタに入れるのがオススメです!

オリーブオイルがクツクツとなってきたら、パンチェッタを投入!
これも、塩分多めの肉の旨みが出てきます。脂身が透明になってくるまで炒めましょう。

次に玉ねぎと、ブラウンマッシュルームを入れます。玉ねぎは控えめにしておきます。この後白ワインを入れるので、玉ねぎを入れ過ぎると甘さが勝ち過ぎてしまいます。
ブラウンマッシュルームからも旨みが出るし、逆にオリーブオイルを吸って美味しくなります。
美味しくなるポイント – 白ワインを多めに
玉ねぎが透明になってきたら、白ワインを入れます。目安は大さじ3〜5くらい。

白ワインを多めに入れる理由は、魚などの臭い消しだったりするけど、今回はソースの主役として入れるので、多くてオッケー!

お次はイタリアンパセリを細かく刻んで…、

ワインが煮立ってきたら、半分だけ入れます。もう半分は最後まで取っておきます。
このあたりで、パスタを煮始めます。表示時間よりも1分早めに設定するのがポイントです。

少し火が通ってきたら、ソースと具は完成です。もしも味が物足りなければ、塩を適宜足していきましょう。

最後にパスタの茹で汁を、おたま一杯分くらい入れます。色んな味が混ざったオイルが、パスタに馴染みやすくなります。

茹で上がったパスタをフライパンに入れ、具材と混ぜます。オイルをパスタにしっかり馴染ませましょう!美味さを決めるポイントです。

取っておいたイタリアンパセリを入れましょう。新鮮な香りが出ます!

最後にチーズを削って投入します。今回使ったのは、グラナ・パダーノというチーズです。チーズ臭さはそこまでないけど、しっかりコクが出ます。
仕上げに、もう一度チーズを振りかけて完成です!!
いただきます! – 白ワイン多めがまろやかな味への決め手に

食べてみると、オイル系パスタっぽくないんです!白ワインを多めに入れたことで、まろやかなソースになっています。
さらに、パンチェッタやブラウンマッシュルーム、イタリアンパセリなどの旨みが少しずつ混ざり合って、味に深みが出ています!
家庭ではあまり出てこない、複雑な味に仕上がるので、ぜひ一度試してみて!