立命館アジア太平洋大学に来て、2週間経ちました。
いや〜早い!毎日全力で過ごさないと、すぐ留学期間が終わってしまうね・・・。
毎日毎日、英語の授業&Teaching Assistant(TA)との個人レッスンを積み重ねていますが、ちょっとずつペースが掴めだしています。
そんな中、英語に関して気づいたことがありました。
目次
立命館アジア太平洋大学(APU)で2週間学んで感じたこと | 正しい英語なんてない
非ネイティブ同士なんだから、間違うのが当たり前
APUには88の国・地域から約2,700名の留学生が学びにきている。カフェテリアや教室に行けばいろんな国の人に会えるし、聞こえてくる言葉も、本当にたくさん!ヒンドゥー、中国語、ベトナム語、インドネシア語(多分ね)・・・。
そんな人たちと、英語を話すとどうなるか。
みんな、ネイティブじゃないんだよね。アクセントも違うし(インド人が話す英語はめっちゃ聞き取りにくい・・・!)、そもそもめっちゃ間違う。
ぼくはアメリカ留学経験があるんだけど、ネイティブと話していて、もし言葉を間違えたら、
「ハ?何言ってるのアンタ?」
って感じの顔をされることが良くあった。
ネイティブが大多数の環境にあっては、言葉を間違ったら受け取ってもらえない時が多かったので、間違えにはすごく気をつけるようになった。正しい英語を使おう、と言う気持ちにさせられたのアメリカ滞在だった。
でも、APUに来たらそんなことが吹き飛んだ・・・!
こちらにくると、非ネイティブ同士で英語で会話する。と言うことは、お互いに間違えながら話すことになる。
日本人が良く気にする、「前置詞」や「三単現のS」、「関係代名詞」など、間違えていてもみんな気にしない(意味が通じてさえいれば)。
間違えることが、当たり前の世界なのだ。誰もその間違いを指摘しないし、そもそも気にしていない。
間違いに寛容な環境だ。
簡単な言葉で話すほうが喜ばれる
じゃあ、どんな風に話すのが喜ばれるのか?
みんな、短い文章でパン、パン、パン、と話していく。そのほうが相手に理解してもらえやすいからだ。
難しい言い回しなどは、あまり必要とされない。
難しいことを言っても通じないと意味がない。それよりも、できるだけ簡単なメッセージで言いたいことを理解してもらえる方が大事。
難しい言い回しを考えているヒマがあったら、とにかく言葉を発すること。そうすれば、みんな理解しようとしてくれる。
もっともいけないのは、言葉を発しないことだと思う。
発音も「正しい」ものがない
昔、英会話スクールで働いていたとき、あるお母さんからクレームを受けたことがある。
「すいません、担任の先生を変えてもらえますか?先生のアクセントが学校で習うのと違うから・・・。変な癖がついてしまったら嫌なので、ネイティブにしてください。アメリカ人かカナダ人でお願いします。」
その生徒は、オーストラリア人のネイティブスピーカーが担任の先生だった。にも関わらず、学校で習う発音と違うから、変えて欲しいと言われた。
確かに、日本ではアメリカ英語がマジョリティーだと思うから、お母さんの考えも理解できる。
でも、APUにいて分かるのは、みんなその国のアクセントを持って英語を話している。特に劣等感を持っているわけじゃない。
とにかく、通じればオーケー。とっても潔い。(そりゃあ、カッコよく話せるに越したことはないけどね!)
「おれの英語、めっちゃ通じてるやろ?」って言う気概を持ってるような気がする。とにかくすごく堂々としてる(英語は間違っていても)。
まとめ
ということで、とにかく次のことを意識して残りの期間を過ごそうと思います。
- 間違っても気にしない
- 簡単な言葉で話す
- 発音は気にせず、クリアに話す
正しいかどうかよりも、とにかく自分を理解してもらえるように努力しよう!
関連書籍
APUの教授が書いた英語勉強法。同じようなことが書いてあります。