2020年が終わろうとしている。家族皆んなで紅白歌合戦を観ながら。
一見いつも通りの年の瀬だけど、今年はいつも通りの景色が一変してしまった年だった。
娘の小学校最後のピアノ発表会。その帰り道に車のハンドルを握りながら、図らずも結構な勢いで泣いてしまった。
皆んなのピアノを聴きながら感じたこと。それは、みんな一年頑張ったんだということ。いや、本当に皆んな頑張ったよ、2020年。
目次
未来がどうなるか分からない状況に、心が振り回された
まず、3月3日から小学校が休校になった。途中に登校日はあったけど、結局5月いっぱい。
次いで、4月からの緊急事態宣言に合わせて、仕事が完全テレワークに。仕事のほうは大打撃で、完全に業務がなくなってしまった。その間約1ヶ月、自分が何をしていたのか、ほとんど覚えていないのが正直なところだ。
ずっと家にいて、仕事の再開の目処が立たない状況。避けようとしても、メディアが流す報道を見てしまう。今思えば、感覚が麻痺したようになって、ネガティブなことを感じないようにしていたんだと思うけど、弱音は吐かずに、考え方次第で楽しくやれる、と考えるようにしていた。
今思えば、まあまあ無理してたんだと思う。世界中が同じ状況におかれて、何もできずじーっとしてなきゃいけない。焦燥感がつのっても、嵐が通り過ぎるのを待つしかできない。でも、弱気なことをわめいてみても、何も変えられない。
ヤバいんとちゃうの?どうなっていくの??
そんなことを心の奥に抱えながら生きてたから、無意識に重かったんじゃないかなー。
家族と一緒に過ごせることが、こんなに大事で素敵なことだったなんて
そんな時に、支えになったのは家族のみんなだった。
緊急事態宣言中は、家族みんなで朝・昼・晩とご飯を一緒に食べることができた。
テレワークが終わったら、息子やそのチームメイトと一緒にサッカーができた。
何気なく過ごしてきた日常が、こんなにすごい意味を持つものだって、改めて感じさせてくれた。
もちろん、ワイフも子どもたちも、彼彼女なりにいろいろと感じていたはず。不安な時もあったと思う。でも、家族で一つになって、この荒波をなんとか進んでこれた。
子どもたちにそんな意識はないだろうけど、そういうことなんだ。
さいごに
こういう思いはぼくだけじゃなく、日本中、世界中でみんなが感じていることだと思う。
だから、皆んな本当に今年はお疲れ様!よく頑張ったよね、みんなで。
2021年もまだまだどうなるか分からないけど、家族で、仲間で、一緒に乗り越えていきたい。