夏休みで広島に帰省中のすぐっち(@sugucchi)です。
3年前から、帰省すると広島の仲間たちと広島うまうま会を開催するようになりました。
地元に根づいた、安くて美味しいお店を巡る会です。
今回は、広島市東観音町にある焼肉 せっちゃんをご紹介。
一言で言えば、「すげー!」としか表現できない、度肝を抜かれるお店でした!
早速紹介しましょう!
目次
焼肉 せっちゃんへのアクセス
お店は、広島電鉄の舟入町電停から、西に徒歩5分のところにあります。
初めて来たんですが、人通りがほとんどなくて、ここで合ってるのかなと不安になったよー!
焼肉 せっちゃんの外観
▲5分歩くと、それらしき屋根が見えてきました。
ここかな…?
▲あった…!
焼肉せっちゃん発見!
通りすがりなら確実に素通りする外観です…!
のれんと看板が、ものすごい年季であることを語っています。
よし、入るぞ…!
焼肉 せっちゃんの内観
▲「こんにちはぁ…」と入ると、お母さんが1人で準備されてました。
お母さん「ああ、どこでも座ってね〜」
と言われ、奥に座りました。
▲小さいテーブルが2つあるだけ?
と思ったら、奥に座敷もあるようで。
大人数でもオッケーだそうです。
▲「36年間やっとるんよ、ここ。」
とお母さんから教えられて見回すと、確かにそう思える雰囲気。
壁に貼ってあるポスター、いや色紙かな?
脂と炭で元の絵が分からなくなってるね。
▲天井にかかってある洗濯バサミも、漆黒になってました。
▲メニューはネジで固定されてある、昔ながらの感じ。
タイムスリップ感がすごいね…!
肉の仕込みが豪快!!
▲カウンターに目を移すと…、なんかビニール袋があるけど…?
▲今日食べるお肉を仕込んでるんだ…!
しかも、ビニール袋がちょっと破れているのか、タレが漏れて床にしたたってる。
なかなか、今までに体験したことがないお店のようだ…!
こういうのが、ぼくは好きなんだよなぁ。
焼肉 せっちゃんのメニュー
▲こちらがメニュー。
壁に貼ってあります。
お肉の種類はシンプル。カルビ、レバー、ホルモン、タン、豚肉、白肉、牛肉とある。
ちなみに、白肉とはミノ、牛肉はハラミのことだそうです。
野菜はキムチとキャベツだけ!
そうだよ、焼肉屋に来たんだから、お肉を食べられたらいいんだよ!
あ、ちなみにライスはこの日炊いてなかったようで、「炊こうか?」って聞かれたけど、お肉に集中することに。
▲まずはビールで乾杯!
明るいうちから飲めるのが幸せ。
▲お母さんの生ビールの注ぎ方、太っ腹です。
泡はほぼなしで、なみなみにしてくれます。嬉しい…!
▲ウーロン茶。
このお店では、2リットルを500円で買うシステム。飲み残したら、持って帰るらしい。
隣のテーブルの知らない人達とシェアしました。
▲まずはキャベツから。
生で食べてもいいけど、ぼくらは網で炙って食べた。
パリパリで美味しい。
▲お母さん特製の、焼肉のタレが美味かった!
「砂糖なんか入れてないよ!」とお母さん言ってたけど、甘みがあるタレ。
たしか、りんごのすりおろしを入れてるんだったかな?
さあ、ここからはついにお肉を食べるよ!
お肉が安くて美味しい!特にタンとホルモン!!
▲まず出てきたのは、タンです。
見た瞬間、「いや、タンじゃないでしょ?」って言ってしまったくらい、めちゃ肉厚なの!!
▲お母さんいわく、「うちは全部手で切ってるけぇ、肉厚なんよ」。
いやあ、これは贅沢!!
▲レモンを絞って食べてみると…。
めっちゃお肉が柔らかくて美味しい!!
みんな、「えっ…!こんな柔らかいの〜!?」って驚きながら食べてました。
▲ハラミ。
お母さんの、お肉の出し方がすごくタイミング良いんです。
めっちゃ喋る人だけど、お肉のなくなり具合をしっかり見ておられます。
後で聞いたら、なんと80代…!
ずっと1人で切り盛りしているようで、素晴らしいね。
▲お母さん特製のタレをつけて、どんどん口の中に放り込む。
ビールのおともに最高。
▲カルビは骨つき。
だいぶん胡椒多すぎ?と思ったけど、食べてみるとちょうど良い味付けだった。
▲ホルモン。
いやー、今回はこれが一番印象に残ったかな。
とにかく新鮮!
焼き始めると、脂がどんどん出てくる。
▲ぷるんぷるんで、口の中に広がる脂が最高に美味い!
ご飯があれば、2杯は平らげられる感じだった。
まとめ
お肉が美味すぎて、写真が少なかったのはご愛嬌。
昭和時代にタイムスリップしたようなレトロな雰囲気と、新鮮で美味しいお肉に大満足だった。
「旦那に言われて、この店始めたんよ」
というお母さん。
1人でやってるということは、そう遠くない将来に引退されるんだろうなぁ…。少し寂しいよね。
このお店の評価は分かれるだろう。もっと快適に過ごせて、メニューが豊富なところを求めるならば。
でも、80代のお母さんの話をたくさん聞けて、美味しいお肉をたくさん食べられる。
これ以外に、何か必要だろうか??
狙ってないと思うけど、無駄なものをそぎ落としてお肉の美味さに特化した焼肉屋さんだなぁ、と感じた。
お母さんが元気なうちに、また行きたい!