関西生まれ、関西育ちのすぐっち(@sugucchi)です。
突然ですが、告白します。
ぼくは、あまり人の好き嫌いがないほうだけど、はっきりと苦手な種類の人がいます。
人をイジって笑いを取る人です。
飲み会なんかで友達や同僚をイジって、場を盛り上げる人いますよね?
あれが、ぼくは大っ嫌いなんです。
自分がイジられるのももちろん、他人がイジられてるのを見るのも嫌いなんですよね。
目次
芸人さんがイジってるのは、『仕事』だからね。
テレビのバラエティ番組で、MC(雨上がり決死隊の宮迫さんとか、ツッコミ系の芸人が多い)が出川哲朗さんや狩野英孝さんなど、芸人をイジって笑いを取ることありますよね。
観ててめっちゃ面白いし、そういうバラエティ番組観るのは好きですよ。
でも、あれを真似して、仕事場やプライベートでイジってくるのは、ただの空気読まない人ですよ…!
芸人さんは仕事としてイジられてんねん…!!
イジられて笑いを取るのが仕事だし、それがオイシイとちゃんと理解してる。ツッコむほうも、笑いが取れるとわかってるからイジる。
いわば、芸風なわけ。
でも、そんな相互理解もなくイジってくる人、それって他人の心に不法侵入してるケースが多いってこと、気づかないとね。
そこんとこ、勘違いしたらあかんよ。
イジってる本人は、『傷つけてるかもしれない』という自覚がない
タチが悪いのは、イジってる本人は『自分が盛り上げてあげてる感』が強いこと。
イジられてる人が、嫌だと感じてるかもしれない、なんて思ってない。
『私がイジってあげてるから、あなたも面白い人になってるよ。良かったね!』
というよく分からない恩着せがましさが、見え隠れするものだ。
いや、イジられて笑いを取りたいって、あなたに頼んだことありますかね…?
他人をイジる人は、上から目線が多い
他人をイジる人って、経験上こんな人が多い。
- Sっ気があるひと
- 年配のひと
- (おもに会社で)上司のひと
立場を利用して、とまでは言わないけど、心理的にイジりやすい立ち位置にいる。
上から目線なんですよね。だから、他人を慮ることなくイジっちゃう。
上の立場が『イジられる』ならオーケー
偶然、小説家の水野敬也さんのブログにこんなことが書いてあった。
私がクライアント様にお勧めしている方法がまさにこれで、「人を攻撃するときは、その人より下になれ」ということなんです。みんな上から言うから燃え上がるんですね。
まさにこの通り…!『攻撃』の部分を『イジる』に変えればよく分かる。
下の人がイジる場合だったら、上の立場の人が包容力で包んであげたらいい。
そうすると、言いたいことが言える風通しの良い空気感が生まれる。
「下からイジられてるのにニコニコしてるなんて、包容力がある人だな」と評価も上がるし。
例えば、元広島カープの新井選手。
若手や中堅の選手にイジられてたけど、いつもニコニコしてるだけ。最年長の選手がイジられることで、チームの雰囲気が良くなって、優勝まで達成。
こういう事例は素晴らしいですよね。
まとめ
イジる相手がノリの良い人であっても、内心嫌がってる人はいるもので。
その場が盛り上がったとしても、人をおとしめて笑いを取ってるんだとしたら、後味悪いよね。
少なくても自分は、人をイジるのはやめとこうと思ってる。
先輩・上司など、上に立つ立場になればなるほど、謙虚でい続けるべきだよね。