2018年11月初めに訪れた阿蘇旅行の続きです。
ぼくにとって、阿蘇旅行の絶対にやりたいこと。それは・・・、
APUに行く前に、友人から絶対阿蘇山に行って、草千里ヶ浜で夕焼けを見るように言われたんですよね。そのかたは、夕焼けを見るためだけに大阪から飛行機&レンタカーで草千里ヶ浜まで行ったんだとか。そこまで言われたら、行くしかないやろ〜〜!
ここまでの旅の記録はこちら!
目次
阿蘇山で夕日を見るなら草千里ヶ浜!世界がオレンジ色に変わる絶景に出会える【熊本県・阿蘇への旅路その四】
草千里ヶ浜はどこにあるの?
草千里ヶ浜は、阿蘇山の南側にあります。阿蘇五岳の一つの火口跡にある、だだっ広い平原です。
データによると、辺り一帯は78万5000平方メートル・・・!
標高1,100mから見る大平原。阿蘇山の中にいるのに、こんな雄大な平原が広がっているなんて、初めて経験しました。
阿蘇山という火山のユニークさを現していますね。
草千里ヶ浜を歩いてみた
到着したのは16時半頃。日の入りは17時半頃なので、1時間くらい散歩することにしました。
阿蘇火山博物館に車を停めて、草千里ヶ浜の散策スタート!
▲見てください、この大平原・・・!
向こうには山肌が見える。いろんな写真を見ると、2つの池が写っているんですが、11月初めに行った時は、干上がっていました。
▲秋なので、ススキが風に揺れています。さすがに少し肌寒く、ジャケットを羽織りながら散歩していました。
▲阿蘇火山博物館から出発して30分ほど歩いて振り返ったところ。
そ、空が届きそうなくらい近い・・・!
ここ、乗馬体験もできるんです。馬たちは乗馬のお仕事が終わると放牧されるらしく、散歩していると馬がその辺を闊歩していました。これがほんとに牧歌的、ですね。
▲火山博物館を背に左側を見れば、なんと火山の火口が見えるんです。中岳というそうです。噴煙がモクモクして、雲と一体化している・・・!
大平原のすぐ隣に、火山が見えるなんて阿蘇山ならではですね。
夕焼けの草千里ヶ浜は、世界が全く変わって見える!!
さあ、ここからは夕焼けに向けてワクワクの時間です。
▲こんな感じで、荒涼とした景色が・・・、
▲徐々にオレンジ色に色づいてきます・・・!
空もそうなんですが、ススキや芝の色が少しずつ変わっていくんです。
少しずつ変わっていく風景に、息を飲むばかり。
▲太陽はどんどんと沈んでいきます。
ちなみに、太陽が沈んで行く先に陸地が見えたんです。どうやら、熊本や長崎が見えていたらしい。
そして、もう一度草千里ヶ浜のほうを振り返ってみると・・・!
▲辺り一面、オレンジ色に・・・!
これを見た瞬間、風の谷のナウシカに出てくる、ババ様の名言を思い出しちゃいました・・・(笑)。
その者 青き衣をまといて金色の野に降り立つべし。失われし大地との絆を結び、ついに人々を青き清浄の地に導かん(出典:風の谷のナウシカ)
▲神々しくさえある夕日。
夕日が沈んでもしばらくは去りがたく、音のない世界にたたずんでいた。
まとめ
今回の阿蘇旅行で必ず成し遂げたかった、草千里ヶ浜で夕日を見ること。
達成して、思わず涙が出そうになりました。こんな原風景、初めてでした・・・。
草千里ヶ浜での夕日を、ぼくは一生忘れないと思う。
ぜひ、阿蘇山に行ったなら訪れてほしい場所です!