ついに始まった立命館アジア太平洋大学での授業。
アメリカ留学時代に英語での授業はたくさん経験したけれど、20年ぶりに授業に出てやっぱり大変だなって再確認した。
初日を忘れないうちに、振り返っておこう。
目次
ついに授業が始まった!英語だけ・留学生だらけの授業にタジタジな1日【大分・APU日記2】
世界中から集まった学生と一緒に授業を受ける楽しさと不安
初めての授業は、マーケティング基礎論。大教室で、250人ぐらいの学生が一緒だった。こちらの時間割は独特で、週に2回の授業だが、水曜日の1時間目と2時間目、と言うふうに連続して開講されるのが多い。
なので8時45分から12時15分までぶっ通しで同じ授業が続く(途中で15分の休憩はあるのだが)。なかなか集中力が続かないよね。
教授の先生は若く、韓国から韓国人の先生だ。すごく話し方が話が面白く、みんなの注目を集めることができる。
授業が始まってしばらく経って、ランダムにグループ分けがなされた。8人グループで、タイやスリランカ、中国の学生さんと一緒にグループプレゼンをやることになった。
英語はなんとかなるけれども、世代間のギャップが激しくてなかなか自分のバリアが破れない感じがもどかしい。
慣れたらコミュニケーションがとれるようになるのか、それとも何らかのブレイクスルーが必要なのか。もっと心を開いていくしかないようだ。
授業に出席するだけでは評価はゼロ
日本の大学の決定的に違うのが、その評価方法。日本の大学だと、出席するだけで評価されるけれど、この大学では授業に出席するだけではほとんど価値を持たない。
- Attendance(出席)
- participation(主体的な参加)
と区別されていて、質問やコメントが求められる。それによってボーナスポイントがもらえる仕組みだ。
また、エッセイやグループプレゼンテーションで評価の8割が決まる。とにかくアウトプットが必要なわけだ。
アメリカ留学した時も同じシステムだったが、ただ座っているだけでは何も評価されない。これは日本の大学と決定的に違うところ。もちろんこちらのシステムの方が学生のためになるよね。
Facebookが授業に大活躍!!
すごいびっくりした事は、SNSを授業でたくさん使っていること。
まず担当教員がFacebookページを持っていて、みんなメンバーになっていく。そして先生その中に質問を入力し、学生がコメント欄に意見を入れていくというやり方。
そしてそのコメントを見た先生がフィードバックをしていく。すごく現代的なやり方だと思ったけど、学生は当たり前のように対応していた。
あとは、授業のパワーポイントのデータがそこに全部アップしてあって、ノートを取らなくても後で読めるし、予習もそこから利用できる。なんて素敵なシステムなんだ…。
また、授業ではグループワークが課せられ、グループごとにプレゼンをすることになったが、メンバーは何も言われなくてもFacebook Messengerでチームを作っていた。これが、今の子たちには当たり前なんだな…。
まとめ
英語の聞き取りは何とかなった。手を挙げて意見も言えるんじゃないかと言う感覚がある。
後は、グループになった人たちといかに仲良くなって一緒に課題を進めていけるのか。
その辺をなんとか頑張って、一歩踏み出していきたいと思う。
がんばりまっせー!!