最近、なんとなく疲れが抜けていないような気がしてます。
どれだけ寝ても眠いんです。睡眠時間が短めなのもあるんですが、長く寝てもまだ足りない。
よく寝た〜と思っても、通勤電車の中でまた寝てしまうくらい眠たいので、読書とかできなくなってます。
どれだけ寝ても眠たいままの状態をなんとかしたい!と思い、ある本を読みました。
それが、『マンガでぐっすり!スタンフォード式最高の睡眠』。30万部のベストセラーになった睡眠に関する本のマンガ版です。
著者はアメリカの名門、スタンフォード大学で睡眠の研究をしておられるそうです。
すぐに実践できるノウハウが満載で、内容も目からウロコでした。
早速紹介しましょう!!
目次
睡眠は最初の90分で決まる!『マンガでぐっすり!スタンフォード式最高の睡眠』の書評
睡眠は「量より質」!眠り始めの90分を意識しよう
睡眠を語るときによく言われるのが、睡眠時間の長さ。『7時間以上は寝よう』とか、よく聞きますよね。
でもこの本では、睡眠は量より質が大事と断言しています。しかも、眠り始めの90分の質を良くすることで、眠り全体の質が向上するんだとか。
なぜなら、一番深い睡眠は眠り始めにやってくるから。眠り始めでぐっすり眠れないと、睡眠リズムが崩れてしまい、睡眠の質が悪くなってしまう。
眠り始めの質が高くなると…。
- 自律神経、ホルモンバランスが整う
- 睡眠リズムが整う
- 結果的に、眠気が解消される
という流れで、睡眠全体の質が高くなるという仕組みです。
じゃあ、眠り始めの質を高めるには、どうすれば良いのでしょうか?
身体の中心の温度が下がると眠くなる
人が眠くなるときって、「体温」が関係してくるんだそうです。
ここで出てくるのが、2種類の体温。
- 身体の内部の体温 → 深部温度
- 身体の表面の体温 → 皮膚温度
人間は眠る準備のため、身体の末端(手足)が温かくなります。手足から熱を出すと、身体の中心の温度を下げてるんですね。
子どもの頃、夜寝る前は手足が温かくなりませんでしたか?ぼくが子どもの時、母親から手を握られて、「あ、手が熱くなってきたから、もう眠たいねぇ」なんて言われましたから、眠たくなる証拠ですね。
じゃあ、この現象を自分で作るには、どうすればいいんでしょう?
寝る90分前に入浴を!
深部体温を下げるには、入浴がカギとなるんです。
お風呂に入って体温が上がると、身体は「体温が上がった分、大きく下がろう」とするんです。結果的に、入浴前より温度が下がっていくんですね。下がるタイミングで、ちょうどベッドに入るくらいになれば、ぐっすり眠れるということです!
そして、上がった深部体温が下がってくるまでの所要時間が約90分。寝る時間の90分前に入浴を済ませておけば、ぐっすり眠れる条件が整うということです。
ちょうど良く体温を上げるには、入浴時間を15分間とするのがベスト。
ぼくは今まで、お風呂の中でAmazon Primeでアメリカドラマを一本観てたんです・・・。長すぎましたね。
また、残業などで忙しく、入浴から寝るまでに90分取れない場合は、入浴はあきらめてシャワーで済ませるのが良いようです。
寝るまでの理想のスケジュール
本を読んで早速試してみました。ぼくは24時に寝るので、そこから90分前にお風呂を終わらせておかなければなりません。
- 22:00 お風呂に入る(15分間)
- 22:15 身体を洗う
- 22:30 入浴終了
- 24:00 就寝
こんな感じです。今までは長くて約1時間かけていた入浴時間が半分になっています。
このサイクルを3日ほど続けてみたんですが、就寝時間にちゃんと眠たくなるようになりました。そこでタイミングよく寝られるので、次の日に目が覚めた時、今までよりもスッキリした感覚でした。
他にも色々書いてあったんですが、まずはここから続けてみます。
まとめ
このマンガの原書、買おうかどうか迷ってたんです。すごく読みたいテーマなんだけど、なぜか手が伸びませんでした。
今回マンガ版を読むことで、すごく理解しやすかったです!しかも、すぐに行動に移せるように書かれていたのが良いですね。そのうち原書も読んでみようと思います!
原書はこちら!