山口県の東の端、岩国市はシロヘビで有名なのを知っていますか?昔からシロヘビ伝説が語り継がれていて、今でもシロヘビを飼育しているんです。
岩国市にはシロヘビが見られる施設があるんです。その名も「岩国シロヘビの館」。
もう10年以上前に、一度行ったことがあります。その時は、正直古くさくって退屈な施設だったんですが・・・。
今はすごく楽しい施設にリニューアルされていました!見応えがあるし、シロヘビのことが楽しく学べるんです。
早速シェアします!
目次
岩国シロヘビの館 – シロヘビ鑑賞だけじゃない!子どもが楽しく学べるエデュテイメント施設!!
2016年にリニューアルされた岩国シロヘビの館
岩国シロヘビの館は、岩国錦帯橋のすぐ近く、岩国城へのロープウェイ駅の隣にあります。
駐車場もあるので、施設の真ん前に停められますよ。
▲これが岩国シロヘビの館の外観!
おお…、すごく新しい…!10年以上前に訪れた時の、古くさいイメージは吹っ飛ばされました。
どうやら、2016年にリニューアルされたようです。
なんとなく、期待してしまうぞっ!
施設情報
- 開館時間/9:00~17:00
- 休 館 日/無休(臨時休館あり)
- 入 館 料/おとな 高校生以上 200円、こども 小学生・中学生 100円
▲館内に入ると、まずは大型スクリーンとマネキンたちがお出迎えです。
これらは、シロヘビの伝承を再現しているようです。結構シュールな感じ。
▲岩国地方には、シロヘビに関するいろんなお話が伝わっているようで、地区ごとに紹介されています。
それだけ、シロヘビが身近な存在だったんでしょうね。
シロヘビは鮮やかな真っ白!可愛く見えるよ
▲展示スペースに入ると、一気に明るくなります。ガラス張りのケースの向こう側に、シロヘビが飼育されています。
▲ヘビと聞くと、グロテスクで怖いイメージがあるかもしれないけど、シロヘビは色鮮やかでとってもキレイなんです。
▲真っ白な胴体に映える、真っ赤な目がカッコいいです!
こうやって見ていくと、シロヘビのことに興味が湧いてきますよね?そんな知的好奇心を満たしてくれる仕組みがあるんです。
ゲームがたくさん!遊びながらシロヘビが学べるぞ!!
▲ぼくが感心したのが、ここの展示スペース。展示の見やすさ、親しみやすさもさることながら、遊びながら学習できる仕組みが満載なんです。
▲まずはシロヘビクイズ。ほかの展示で学んだことがクイズになってて、正答率によって「認定書カード」がもらえるんです。
子どもたち、何度もチャレンジして認定書カードをコンプリートしてました…。
▲シロヘビは突然変異によって生まれてくるんだそうです。遺伝に関する勉強、中学生の時くらいに勉強したなぁ、と思っていたら…。
▲メンデルの法則がゲームになっている・・・!
確か、理科の授業で苦戦したような気がするんだけど、これなら遊びながら学ぶことができますね。
こういう仕掛けを、エデュテイメント(エデュケーション+エンターテイメント)と呼ぶんでしょう。
▲シロヘビが、どうやって自分の頭より大きなものを食べることができるのかが解説してあります。
肋骨が開く構造になっていて、大きく広げて飲むんだそうです。
それもゲームになっていて…。
▲タイミングよくボタンを押して、肋骨を開いてタマゴを通していくです。
他のどこにも、こんなゲームないよね。子どもたちは興味津々でしたよ。
▲ちなみに、シロヘビはアオダイショウの突然変異なんですって!
黒色素胞(こくしきそほう)という細胞が遺伝によって欠けているのが原因だとか。
▲『ウワーッ』っていう吹き出しが、真面目な解説からちょっと楽しいものに変えてますよね。
動物本とシロヘビのタイアップもやってるぞ!
▲このシロヘビ、動物界ではすごく優秀なコンテンツのようでして、こちらの書籍とタイアップしています。
▲本の中身が、大きくディスプレイされています。こちらはオオサンショウウオですね。
動物たちの知られざる姿にスポットライトを当てた本で、身近な動物だけどあまり知られていないウラの姿を紹介しているんです。
そして、このシロヘビの館では・・・。
▲シロヘビのページが紹介されています!実は、シロへビは書籍に掲載されておらず、ここ限定。
入館者には、これのポストカードがもらえるので、書籍と一緒に挟んでおくことができます。
▲お土産コーナーでもイチオシだったので、思わず買っちゃいました。
イラストが可愛かったし、子どもも読みたがったから、良いでしょう!
まとめ
いやあ、気がつけば1時間以上家族でわいわい過ごしていました。
ただの展示じゃなくて、子どもたちに興味を持ってもらえるような仕掛け・仕組み作りが素晴らしかったですね。
ぜひ家族で行ってみてください!!