スパイスカレーって、なんだか作るのが難しそうだと思っていませんか?スパイスって何十種類もあるし、何を使えばいいか分からない。スパイスカレーはお店で食べるもの、と思っていました。
でも、そうじゃないんです。
スパイスの使い方の基本が分かれば、料理の素人でも簡単に美味しいスパイスカレーが作れますよ!
目次
自宅でスパイスカレーが簡単に作れるレシピ
基本のスパイスは6種類!
スパイスカレーを作るなら、必ずおさえておきたいスパイスがあります。それは・・・、
となります。
上記のうち、胡椒については日常使いますよね(インド料理では普段から黒胡椒を使っているそうなので、できればそちらを!)。
ターメリック、クミン、コリアンダー、唐辛子(カイエンペッパーとも言います)、ガラムマサラは、Amazonでスパイスのスターターキットとして売られていますので、揃えるのは難しくないでしょう。
では、基本のスパイスカレーを作ってみましょう!
チキンのスパイスカレー 材料(4人前)
- にんにく(1かけ)
- 生姜(1個)
- 玉ねぎ(1個)
- トマト(2個)
- ほうれん草(5束)
- 鳥もも肉(400g)
- ヨーグルト(大さじ2)
- クミンシード(小さじ1)
- カイエンペッパー(小さじ1/2)
- コリアンダー(小さじ2)
- ターメリック(小さじ1)
- ガラムマサラ(小さじ1)
- 塩(適量)
- 黒こしょう(適量)
- オリーブオイル(大さじ5)
- 水(200ml)
スパイスさえ揃えてしまえば、残りの具材は普段使っている具材ばかりですね。
下ごしらえ(約20分)
▲ほうれん草を2分ほど、さっと茹でておきましょう。おひたしの要領で、水を切って2cmほどに切っておきます。
▲にんにく、しょうが、玉ねぎはそれぞれみじん切りに。トマトは8つ切りにしておきます。
フードプロセッサーがあると、楽に準備できますよね。
▲鶏肉は皮を取り除いて、ひと口大に切ります。そのあと、ビニール袋に入れてヨーグルト(大さじ2)と混ぜておきます。
ここまでで下ごしらえは終了。
調理(約30分)
▲まずはオリーブオイルを温めます。
▲温まってきたら、クミンシードを投入!クミンの周りがぷくぷく泡立つくらいまで炒めます。
クミンはパウダーではなく、種のままのものを使います。ホールスパイスと言い、油に香りを移すために使われます。一番最初にこれを行なうため、スタータースパイスと呼ばれています。
▲にんにく・しょうが、玉ねぎを投入して、塩をひとつまみ入れて炒めていきます。
にんにく・しょうがを入れると、いきなり油がバチバチしてクミンシードを焦がしてしまうので、早めに玉ねぎを入れましょう。
▲玉ねぎの色が透明になったら、トマトを投入です。中火で5分ほど、ペースト状になるまで炒め続けます。
日本のカレーを作る時のキーワードは、『じっくりコトコト』ですが、スパイスカレーは時間をかけません。
なぜなら、インドではカレーはスピードメニュー。インドのお母さんたちは、毎日カレーを作ってるわけです。毎日毎日、じっくりコトコトしてる時間ないですよね?
▲次に、コリアンダー、カイエンペッパー、ターメリックを投入します。
▲スパイスの香りが立つまで30秒くらい炒めましょう!
▲ヨーグルトに浸した鶏肉、水を入れてここからは煮る作業です。弱火で10分ほど煮込みましょう。時々混ぜながらがよいですね。
このあたりで、味見をしておきましょう。カレー粉と違って、スパイスには何も味がついていないので、味付けをする必要があります。
▲最後に、ほうれん草を入れて、ガラムマサラと黒胡椒を入れたら、強火にして一煮立ちさせます。
ガラムマサラの役割は、最後に味と香りをつけるためです。
最後に味見をして、物足りなかったらもう少し塩を入れます。
これで完成です…!炒めて煮るだけ、簡単でしょう?調理時間は約30分くらい。日本のカレーと比べると、時短ですね!
いただきま〜す!
ご飯はお椀に盛って、丸くしてお皿に乗せればお店風に。
さあ、いただきましょう!
サラッとしたルーと、野菜たっぷりのカレーです。食べていくうちに、目の下あたりにジワっと汗が出てきます。この反応は外食でスパイスカレーを食べる時と同じですね。発汗して身体に良さそう!味付けは塩だけだけど、素材の味がしっかりあって美味しいです。
完食した後に気づいたんですが、皿洗いに手間がかからないんです・・・!カレー粉を使ったカレーだと、小麦粉でルーが固まってお皿にこびりついてしまいますよね。スパイスカレーなら、水を流せばほとんど汚れが落ちるんです。
ということは、身体にとっても良いことだと思いませんか?
まとめ
お店でしか食べられないと思っていたスパイスカレー。いざ作ってみると、すごく簡単でした。
スパイスを揃えておけば、あとはどこにでもある具材で、簡単な調理で美味しく作れます。
あとは、スパイスの割合や具材を変えていけば、いろんな味が出せそうですね。
ぜひ、作ってみてください!