【読書】『ドイツの子どもは審判なしでサッカーをする』から学ぶ、サッカー素人コーチの関わりかた

息子は幼稚園の頃からサッカークラブに入ってもう1年が経とうとしています。

今のところ、親として応援してきたけれど、いろいろな事情があって、 そろそろコーチ的な役割を担う予定です

でも、ぼく自身は小中高と野球をやっていたので、サッカーは素人。リフティングもできないし、ボールを高く蹴ることができない。子どもにプレーの見本を見せることができないんですね。

そんなぼくでも、子どもたちにサッカーを教えられるんだろうか。そんな迷いがあります。それを解決するために、この本の力を借りました。

著者の中野さんはドイツサッカーの育成指導方針に共鳴し、ドイツで10年以上育成に携わっています。ドイツは2000年頃、代表チームが弱くなってしまったことから、子どもたちの育成の抜本的な改革を行いました。 『子どもたちは何のためにサッカーをするのか?』ということを突き詰めて国全体で育成システムを変えた結果、2014年のワールドカップに優勝することができたのです。

この本に書かれてある、子ども子供たちに寄り添った育成方法から、サッカー素人のぼくでもできる関わり方はあるのか?それを探ってみました。

もちろん、読み方はレゾナンスリーディングです。

目次

【読書】『ドイツの子どもは審判なしでサッカーをする』から学ぶ、サッカー素人コーチの関わりかた

この本への質問

サッカー素人のぼくがコーチをするとしたら、子どもたちに何をどう教えるのか?

共感したポイント

「教える」よりも「気づかせる」

サポートをするときに大切なのは、子供のチャレンジそのものを否定しないことです。うまくいかなければ、なぜダメだったかを考えることで次のチャレンジに生かせるし、うまくいけばそれが成功体験として蓄積されていきます。ぜひお子さんのチャレンジする意欲、知的好奇心を刺激してあげてください。適切なヒントの投げかけが子どもを前へと進める原動力になり、どうすれば目的を達成できるかを考える思考力を育んでくれます。(P.60)

子どもたちが自分たちで気づいて行動にうつせるように、適切なヒントを与えるのが役割なのかな。ヒントが与えられると、課題をクリアするための選択肢が広がるし、視野がどんどん広がっていく。そして、どんどんチャレンジさせてあげることでしょうね。

ヒントを与えて考えさせる、そして自分自身で答えを出せるように導く。このアプローチはファシリテーションと同じですね。ぼく自身が学んできたファシリテーション能力をうまく使えば、子どもたちの能力を引き出してあげることができるんじゃないだろうか。

自分の意思を伝えられる子どもに育てる

サッカーにおいて、声を出す事はとても重要です。それは、「僕はこうして欲しいと言うメッセージをそこに込められるからです。」(中略)自分が思っているプレーのイメージを言葉に込めて、それを相手に伝えます。このようにメッセージが込められた声かけは、お互いの共通認識を生み出します。もちろん、誤解が生じたり、思った通りに伝わらなかったりすることもたくさんあるでしょう。そうしたときはまたコミュニケーションをとればいいのです。そうして少しずつ相手のことを理解していけば、ピッチでの呼吸がどんどん合うようになります。子供がそうしたアクションを起こせるように、大人がサポートできると素敵ですね。(P.145-146)

サッカーに限らず、 人生において自分の気持ちをしっかり伝えることはものすごく大事なスキル。サッカーを通じてそのスキルを身につけてもらえるように導いていきたい。

トライするアクション

息子のコーチと話をして、コーチとしてどうやって関われるか意見交換する

まとめ

ぼく
がっつりサッカーコーチとして関わるかどうかは分からないけれど、息子のチームに貢献したいと言う思いが出てきました。自分ができることを見極めて、少しずつやっていきたいと思います。

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