いやぁ、ホントになぜだか分からないんだけど、少しずつ涙腺弱くなってきた自分がいる。
昔は全く泣かなかった(泣けなかった)し、今でも泣くことなんてほぼない。
でも、子どもたちが関係してくると途端にダメ。
卒園式とか、運動会とかだったら分かる。子どもの晴れ姿を見たら感動するし、『成長したよな、お前も!』って感じて泣けるよね。それなら納得する。『泣いていいよ、オレ』って許せる。
それがね…。息子とキャプ翼観てる時にも、その波がやってくる時があるんだよ…!
『ちょ、ちょっと待てや、オレ!』って自分にツッコミ入れて収まるんだけど。
しかも、翼君が試合に勝って、ライバルとキラキラ握手してるシーンとかじゃない。てか、ストーリーは関係なくて…。
息子が夢中でキャプ翼観てるところを見て、泣きそうになる(意味不明)。
なんなんだろう、この不可解な現象は…?丸坊主の息子が態度デカそうにソファに座って観てるだけなんだよね…。それなのになぜ、涙がこみあげるんだろう?
(もちろん、誰にも知られてないけど)
自分の子ども時代を再現してくれているから?
なんとなくだけど、ぼく自身が子ども時代に夢中になってたものを、子どもが見て分かるようになったからなのかも。
子どもが夢中になることで、自分の子ども時代が肯定されてるような感覚。自分の子ども時代を投影してるに違いない。
『おお、お前も観るか!そうやんなぁ、オトコやったら観るよな…!』という連帯感かな。
サッカーで負けて泣きそうに悔しがってた時も、『そうや、めっちゃ悔しいよなぁ…!泣いてもいいぞ!』ってかなりグッときたし。
『ようここまで成長したよなぁ…。』という感慨よりも、連帯感のほうが強いかも。
ちなみに、娘にはなぜだかそういう感覚にならないんだよね…。異性だからなのか、どこか彼女感覚(笑)。
まとめとこう
これからも、息子とキャプ翼を一緒に観るだろう。一緒に観てくれるのはいつまでだろうか。
家族に見つからないように、どれだけ涙を流すのか分からないけど、きっとそれは良い涙のはずだ。