2017年3月の島根旅行で、出雲大社と日御碕神社に行ってきました。
島根県江津市の友人を訪れることが一番の目的だったんですが、そこで知り合った地元の人に、「出雲大社と日御碕神社はセットで行っておいたほうが良いよ!」と教えてもらったんです。
車のルートを確認すると出雲市を通るので、帰りに立ち寄って来ました。
あとでズッコケることになるのですが…、振り返ってみましょう。
目次
【悲報】出雲大社にお参りしたのに、大しめ縄を見のがした件
出雲大社の中はとっても広い!
やって来ました、出雲大社。日本人なら誰もが知っている神社です。
ちなみにこちらは二の鳥居。勢溜の鳥居(せいだまりの鳥居)とも読みます。
この日は3月にしては暑いくらいの天気で、歩いていると汗ばむくらい。しかも花粉が多かったようで、ぼくの目と鼻はムズムズでした。
境内は広く、本殿までの鳥居が3つもあるんです。
こんなに広い敷地をどうやってお参りすればいいのか、ちゃんと紹介されていました。
まずは祓社(はらえのやしろ)にお参りを
二の鳥居を抜けてすぐ、右側にこじんまりと祓社(はらえのやしろ)があります。
まずはここで、心身を清めてから本殿に向かいます。
驚いたのは、出雲大社でのお参りは、二礼四拍手一礼なんです。
人や神の魂には「和魂」、「荒魂」、「奇魂」、「幸魂」の四種類があり、その四つの魂にそれぞれ柏手を打つという意味だそうです。
こちらは参道です。下り坂になっているのも珍しい。
あ、歩くときは真ん中は歩きません。神様の道ですから。
ここが手水舎。祓社に参ってから手を洗うんですね。
手水舎にあった短歌がなんとなく気になって。
生れこし 本を知らずて魂の ゆくすえ遠く まどふはかなさ
自らの天命、生れてきた意味が自覚できないと、ずっと魂が惑うんだよ。だから生れてきた意味を考えよう、ってことかな。
【重要】正面の御仮殿のしめ縄は、大しめ縄ではない!
手水舎を抜けると、拝殿が見えてきます。そして拝殿にはしめ縄が!
でも、これは大しめ縄ではなかったんです!!
正面の御仮殿ではなく、そこから左手にぐるっと回ったところにある神楽殿に、大しめ縄はあるのです…!
ちなみに、本物の大しめ縄はコチラ!
いやぁ…、まったく別物やん…!
花粉症で注意散漫になってたうえ、じっくり散策する時間がなかったこともあって、
『こ、これが大しめ縄か!!』
と思いこんでしまいました…。
だって、あれだけ有名だったら正面にあると思っちゃいますよねえ…。
御神座は西向きだから、西側からもお参りを!
さてさて、御本殿にお参りしましょう。ここでも他と違うお参りのしかたがあります。
御仮殿を抜けると、御本殿の手前の八足門に着きます。ここから先は入らなかったので、ここから御本殿に向かってお祈りです。
ただ、ここで終わりではないんです。
御祭神大國主大神のお鎮まりになる御本殿の正面は南向きですが 殿内の御神座は西向きとなっています
そう、なぜか出雲大社では神様は正面ではなく横を向いているんですね。
ということで…。
左回りで瑞垣に沿っていくと、小さな社があります。ここでもお参りしました。
たくさん人が並んでいるので、見逃すことはなかったですね。
散策タイム
ここまでお参りして、時間がなくなってきたので、あとは散策に切り替え。
大木に結びつけられた、無数のおみくじ!
参拝者が多いから、こんな真っ白になるまでになるんでしょうね。
二の鳥居を出たすぐのところにあるスターバックス。和の外装で、街に溶け込んでいました。
ここでトイレを待っているときに、可愛らしい女性スタッフから声をかけられました。
話しこんでいると、出雲が好きでIターンしてきたそうで。一人暮らしも初めてで、毎日ワクワクしながら過ごしているとか。
なんだかほっこり。