【検証】5本指シューズ ビブラムファイブフィンガーズでフルマラソンを走ると速く走れるのか?

先日のフルマラソンから少し落ち着いたので、この記事を書いています。

今年から履き始めた5本指シューズ、ビブラムファイブフィンガーズ。これでランニングを始めた当初から目標にしていたことがありました。

それは、ビブラムファイブフィンガーズを履いてフルマラソンを完走すること。

ビブラムファイブフィンガーズを履くことで、自分自身の走りが変わるのか?

果たして、フルマラソンでも余裕で走れるようになったのか?

様々な角度から検証してみたいと思います!

目次

【検証】5本指シューズ ビブラムファイブフィンガーズでフルマラソンを走るとどうなるのか?

 

slproImg_201611232352040.jpg

5年前からランニングを始めたぼくにとっては、ランニングシューズはソールが厚くて足を守ってくれる道具でした。

できるだけ厚いソールで、足を保護してあげるのがランナー界の常識です。

それが、ビブラムファイブフィンガーズではソールがぺらっぺら。

ソールは地面との摩擦を守ってくれる程度で、裸足に近い感触なんです。めっちゃ軽量ですし。

足を守ってくれないんじゃないの?と思いがちなんですが、これが逆転の発想なんです。

極限まで裸足に近づけるシューズを履くことで、裸足ランニングに近くなり、楽に走ることができる。

それが、この本に書いてありました。

これはぼくにとってのパラダイムシフトでした。

楽に走ることができれば、結果的に速く走れるようになる。

本当に楽に走ることができるんだろうか?ワクワクドキドキしながら走りました。

では、見てみましょう。

レースまでの準備比較 – 今年のほうが身体ができていない

前提条件として、走り込みなどの準備はどうだったのかを調べてみました。

ちょうど一年前に同じコースでフルマラソンを走っています。この時はASICSのシューズでした。

条件が同じなので、比較するにはバッチリですね。

体重
2015年レース当日 80.6kg
2016年レース当日 81.4kg

走行距離
2015年1月〜10月 1,268km
2016年1月〜10月 1,100km

今年のほうが体重が重く、走行距離に至っては約一ヶ月分少なかったんです。がっつりトレーニングしなかったですからね。

今まではレース一ヶ月前に30km走をしていましたが、今回は20km程度でとどめていました。

つまり、今年のほうがトレーニングできていなかったということですね。

ということは、タイムは遅くなる可能性が高い、ということだったんですが・・・。

福知山マラソン記録 – 今年のほうが速かった!

2015年 5時間00分40秒
2016年 4時間36分40秒

はい、今回のほうが24分速いタイムでゴールできました。数値で見ると一目瞭然です。

全く同じコースでここまで差が出るということは、ビブラムファイブフィンガーズ効果と言えるんじゃないかな?

もっと詳しい違いを求めるために、もう少し詳しくみていきます。

ラップタイムの比較

平均ラップタイム(1kmごと)
2015年 7分4秒/km
2016年 6分31秒/km

今回のレースでは、30km地点までキロ6分をキープすることができました。
いつもならそこからガクッとペースが落ちるんですが、今回は驚くほど足の疲れが少なかった。なので最後まで粘ることができましたね。

疲れかたが明らかに違う!身体がとっても楽!!

身体感覚的に、とっても楽になったことがいくつかありました。

太ももの疲れが激減

これまでは、後半になると足が上がらなくなってズリ足のように走ることが多かったのですが、今回は最後まで足が上がりました。

レースの次の日も、太ももの筋肉痛はとっても軽微なものでした。

母指球で着地するようになると、アキレス腱やふくらはぎなどに負荷が分散してくれます。

走り方が変わったことによって、太ももへの衝撃が少なくなったんでしょうね。

足裏全体が痛かったのが、母指球あたりだけが痛む程度に

以前なら足裏全体が痛くなっていたんですが、今回は母指球まわりだけが痛くなりました。

ビブラムファイブフィンガーズで走ると、最も変化するのが着地です。

かかと着地から母指球着地に変化します。かかとは最後に地面に触れる程度。

なので、かかとは最後まで痛くありませんでした。

肩こりがまったくなくなった

フルマラソンの時に悩まされるのが、肩こりでした。

マラソン終盤になると左肩から首にかけてバッキバキに固まってくるんです。おそらく姿勢が悪いんでしょうね、バランスが崩れて歪みが出てくる。

それが、今回は一切出なかったんです。これは本当にありがたかった。

全体的に、筋肉痛が軽かった

レース後は3日間くらいは筋肉痛に悩まされます。歩くのも大変でロボットみたいになります。

が、今回はレース翌日からランニングができるくらいだったんです。

まだ少し張りはありますが、5kmくらいならすぐ走れちゃうくらい身体が軽いです。

まとめ – 確実に楽に走れるようになっている!

タイムが速くなった上に、筋肉痛がとっても軽くなっている。しかも走り込みなどのトレーニングを強化したわけでもない。
これは、ビブラムファイブフィンガーズで走りかたが変化した結果起こったことだと確信しています。
もし興味が出てきた人がいれば、全力でオススメします。

楽に走れるようになったことで、速く走ることができるようになりました!

友人のトレーナーの飯泉さんは、茨城県でパーソナルトレーナーとして活躍しています。
ビブラムファイブフィンガーズも代理店として取り扱っているので、専門的なアドバイスもしていただけます!

飯泉さん、色々とアドバイスをいただきありがとうございます!

これからも、ビブラムファイブフィンガーズでランニングを続けます!!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

広告

関連記事(一部広告含む)