愛媛県松山市までの家族旅行。今回はしまなみ海道を車で渡って松山市まで行くことにしました。
その途中、大三島で日本を代表する神社に行ってきました!
こんなところに日本を代表する神社があるとは知りませんでした。
目次
大山祇神社(愛媛・大三島)- 日本総鎮守の神社でお祈りを 【2016年夏休み旅行記その3】
大山祇神社は、瀬戸内海に浮かぶ大三島にあります。
尾道市から車でしまなみ海道を渡って約50分で到着します。
『鎮守社』とは、土地を護る神社のことです。
『総鎮守』となると、日本全体を護る神社、ということになりますね。スケールが大きいです。
神社の入り口です。
両側に生い繁る木が雄々しい。
参道は 深い緑に包まれていました。
真夏だけど、心地良い風が吹いて清々しい。
由緒を読んで初めて分かったんですが、こちらには大山積神(オオヤマツミ)が祀られています。
山の神・海の神・戦いの神として知られ、イザナミ神、イザナギ神の子なのです。
日本の国土全体を守る神様なんですね。
源氏・平家をはじめとする古今東西の武将がここを訪れ、武具を奉納しています。
宝物殿には、源義経が奉納した大刀や甲冑を見ることができます!
歴史好きなぼくは、大興奮でした。
雨乞の楠。樹齢3,000年…。
日本最古の楠と伝えられています。
こちらも天然記念物に指定されている、乎知命御手植の楠。
樹齢2,600年…。これだけでも悠久の歴史を感じます。
本殿に入ります。平日なのか人はまばら。
こちらで、習った祝詞を唱えます。
ところ狭しと古い写真が飾ってあります。近代の海軍や総理大臣をはじめ、そうそうたる方々が参拝されているのがわかります。
こちらは伊藤博文。
明治42年に参拝されています。よく写真が残ってたよね…。
陸軍大将、秋山好古。
「坂の上の雲」だ…!
これにも大感激。
樽酒も。これだけ並ぶと壮観ですね!
さらに奥の院まで! 生樹の御門をくぐって
左手奥から、奥の院まで歩いて行けるようになっています。
そこを歩いていると、空に龍のような雲!
思わず身震いしてしまいました。
生樹の御門、という大樹があるそうです。その向こうに奥の院があると教えていただきました。
狭い路地をてくてく歩きます。
本当にあるのか、ちょっと戸惑いながら、家族みんなでお散歩です。
途中迷いそうになると、矢印があって助かりました。
到着しました!
生樹の御門(いききのごもん)です。
樹齢3,000年の老楠で、真ん中が自然の洞となっています。
明らかに雰囲気が違います。
奥の院への参道になっています。
天然記念物の楠をくぐって、奥の院へお参りに。
ここへ到着したとき、なぜかちょっと感極まってしまいました。
奥の院です。
真夏なのに柔らかな光に包まれていました。
まとめ
大山祇神社を知ったのはまったくの偶然でしたが、何かに導かれて来たのかな〜と思ってみたり。
とっても暖かいエネルギーを感じたひとときでした!