10年ぶりにパスポートを取得することにしました。
海外旅行の具体的な計画はまだ立てていないけれど、まずはパスポートというものを取ってしまおう!
と決めました。
海外へ行ってはいけないと無意識に自分に言い聞かせてた
思えば、新婚旅行でハワイ島に行ったのを最後に日本国内を出ることはなかった。
そしてそのまま、パスポートは失効してしまう。
海外旅行の予定がなかったから、パスポートを取る必要性も感じなかった。
子どもも生まれたため、『子ども達が小さなうちは行けないな』、『行くのなら、子ども達がもうちょっと大きくなってから』なんて思いながら、どんどん海外から遠ざかっていった。
そうやって頭で自分を納得させていたけど、心の奥底ではずーっと燻り続けていた『海外』。
『たかが海外旅行』かもしれない。
でも、ぼくにとっては海外に行けないことは、自分を抑圧しているのと同じことだと、最近気付いてしまった。
本当に行けないのか? そうじゃない。
自分が行かないという選択をしているだけのことだ。
もっと極論すれば、『自分には海外に行く価値がない』とマインドセットしたのだ。
環境のせいでもない、他人のせいでもない。結局は自分が勝手に決めつけたことなんだ。
そこに気づいたなら、気づけたなら、勇気を出して一歩踏み出そう。
小さなことで動いてみれば、大きなうねりが来る
だから、まずはパスポートを取り直すことに決め、会社に休みを申請し、戸籍謄本まで取り寄せた。
このパスポートは、勝手にマインドセットした自分をリセットするためのパスポートだ。
そんな大げさな、と皆んな感じると思う。
でも、誰が何と言おうとも、自分にとっては大きなステップだと確信している。
どこに行くか?誰と行くか?それはあまり意味を持たない。
きっと、ランニングシューズを持って行き、朝っぱらから旅先を走って、ローカルな飯を食べて、空気を吸う。
そういったことをするために、順序立てて少しずつ計画を進めていこう。
自分の心にかけた鍵を、ひとつずつ外していくために。