新型コロナウイルスのPCR検査を受けてきました。
仕事柄地方出張が多くて、住んでいる関西の感染者数がうなぎ上り。もちろん症状はないんですが、念のため検査を受けることに決めました。
結論から言うと、問題なく陰性でした。
目次
無症状の人は、私的機関で受診する必要あり
大阪や兵庫でPCR検査を受けられるところをネット検索してみたんですが、出てくるのは一部のクリニックの他に、『PCR検査センター』のような機関ばかりでした。
そもそも、症状がある人は保健所で検査を受けますが、予防として受診したい人には構っていられない状況。
なので、そんな人たちが検査するには私的な機関を利用するしかないようです。
結果、神戸にあるsetolabo衛生検査所という所を見つけました。
なんとなく怪しそうだけど、選択肢がないから検査予約
ホームページを見ると、得体の知れない感が拭いきれません。病院でもクリニックでもないし、会社概要とかも書いてない。
それでも、大阪市などの自治体と取引があるようだし、都道府県の登録衛生検査所にもなっているみたいなので、背に腹はかえられず、ここに決めました。
予約はホームページから可能です。15分刻みで受付をしていました。予約するとメールが来る仕組み。
料金はクレジット決済5,000円、当日現金払いで6,000円です。
なんとなく怪しさが拭えないので、現金払いにしました。
検査結果は、最短で即日判明
検査結果ですが、夕方までに検査をすれば当日に分かります。
- 11時までに提出 → 15時から16時には判明
- 16時30分までに提出 → 20時から22時までに判明
比較的すぐに分かるので、早く結果を知りたい人には良いですね。
検査所はJR元町駅西側の高架下に
さて、検査当日です。
Googleマップを見ると、どうやらJR元町駅の高架下沿いにあるみたい。5分くらい、高架沿いに西に歩きます。
すると、検査所を発見…!
ううむ…。正直、医療の雰囲気のかけらもない、急拵えな感じです。
2020年12月にできたみたい。一刻も早く検査ができるように、大急ぎで開設したんだろうか。
数人が並んでいる程度でしたが、時間帯によって混み具合は変わるんでしょうね。
こちらが店舗。中は薄暗く狭い一部屋になっていて、受付の女性がいただけでした。
その女性も、白衣を着ているわけではなく、アルバイトの女の子って感じ。
PCR検査キットをもらう。唾液検査らしい
受付でお金を払い、氏名と携帯電話番号を伝えます。
すると、ジップロックに入った検査キットがもらえます。
別途もらうマニュアルです。
ここで初めて分かったのですが、今回の検査は唾液採取型でした。キットに1cmくらい唾液を垂らして貯めていくんです。
鼻の奥をグリグリされて粘膜を採取するイメージだったのですが、これだと自分で完結できますね。痛くもないし、この点は良かった。
自宅検査もできるようですが、それもこのタイプなんでしょう。
注意点としては、歯磨きして30分置いた状態で唾液採取するように記載がありました。
こんな感じで採取します。
どこで採取するかは自分で決めるんですが、だいたいみんな路上でやっていました。
採取したら、受付にあるカゴに提出します。これで検査は終了。
数分で終わっちゃいますね。
ああ、陰性でありますように…!
検査結果はネットで確認できる
さて、検査結果の確認方法です。
検査キットのなかに、こんな紙が入っていて、検査番号が割り振られています。
その番号を、時間になったらWebサイトに見に行くんです。
Webサイトといっても、GoogleドキュメントというExcelのようなページが表示されます。
こんな感じです。
Googleドキュメントはオンラインの共有ファイルで、作成者が更新すれば誰でも閲覧できるんです。
陰性のひとは、ブルーで網掛けしていますね。陽性の人は、赤色です。
ぼくは陰性でした!
いやー、大学受験で受験番号見つける以来の、ドキドキ感でしたね。
さいごに
世間を騒がせているPCR検査を経験してみましたが、違和感満載でしたね。
『本当にこの検査機関は信用できるの?』とか思いましたし、検査所に行くと思いがより強まりました。
正直、ビジネスの匂いがプンプンしましたね笑。これから先数年は儲かるだろうなぁ…。
検査料金も、検査所によってバラバラなんですよ。3,000円から30,000円くらいまで差がありますし。質が担保されているのかは、ちょっと分かりません。
ただ、スピード感を持って一般の人が検査を受けられるようになっていることは評価されるべきでしょうし、それで一定の安心が買えるなら利用するのはアリですね。
ということで、検査に行くならいろいろ調べて、自己責任で行きましょう!