サッカーコーチ見習いを続けて1年。今思うこと

サッカー素人パパコーチのすぐっち(@sugucchi)です。

2018年の春から始めた、小2の息子のサッカーチームのコーチ見習い。

早いもので、1年が経ちました。今日は今年度最後の大会があって、強風と雨の中試合を見てました。

1年間をちょっと振り返っておきます。

目次

「見せられないコーチ」に悩んだ初期の頃

コーチを始めて、すぐ壁にぶつかりました。

それは、「プレーを見せて教えられない」こと。

野球部だったので、サッカーはテレビで観戦するもの。ヨーロッパサッカーや代表戦はよく観るけど、指導には役に立たなかった。

リフティングやドリブルなどの実技は、自分ではできないんです。

YouTubeの動画や、サッカー教本なんかを見ながら、子どもにポイントを伝えてあげるくらい。

できないことはわかってるんだけど、なかなかのジレンマだった。

コーチ自身が楽しむことが第一歩目

そんな感じでコーチを始めて数ヶ月。

メインのコーチが仕事で、ぼくだけで練習を見ないといけない日があったんです。

練習メニューもぼくが全部決める。練習時間は約5時間(うちのチームは午後から日没までやるんです)。

仕事でも感じないプレッシャーに押しつぶされそうになりました(笑)。

だって、子どもたち言うこと聞かないし、練習はグダグダに。

考えてたメニューはほとんどこなせず、なんとか時間になって終わりました。

もう悔しいやら情けないやら。一応、会社ではマネジメントしてるのに…。もう、子どもたちが悪魔に見えましたね(苦笑)。

その夜、LINEでメインのコーチさんにそれを伝えたら、

「最初の段階では、コーチ自身が楽しめることが大切ですよ!そんなに上手くいかなくても大丈夫です!」

と返事をいただきました。

自分が上手くいかないことにテンパって、全然楽しむ余裕がなかったんですよね。

子どもがサッカーする時間はとっても楽しいはずなのに、こちらが楽しくないと伝わっちゃいますしね。

ちょっと、肩の荷が下りた瞬間でした。

「ティーチング」ではなく「コーチング」だと気づいたこの頃

それからは、メインのコーチさんと一緒に練習に参加しながら、いろいろ勉強でした。

その中で、自分ができることは何か、じっくり考えたんです。

それは、気づいたことを、問いかけで子どもたちに伝えること。

例えば、敵がいるのに無理やりシュートしてしまった時。

「もう1人抜いてからシュートだよ!」

と伝えるより、

「今のところ、シュートして入ると思う?ゴールするために、他にできること、あったかな?」

というように、子どもたちから意見を引き出してあげて、ほかの選択肢もあるよって言うことを気づいてもらえれば良いのかな、と思っています。

それでも、やはり子どもたちの成長には、しっかりした知識に基づいたティーチングも必要だと思います。

そこは、これから身につけていきたいですね。

4月からは正式なコーチ登録で

4月からは、見習いを卒業して、コーチ登録させてもらうことにしました。

やることは変わらないなら、しっかり貢献させてもらおうと思ってます。

自分が楽しめることを前提に、いろんな引き出しを増やせるように、勉強していきます。

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