裸足ランニングのパイオニアである、吉野剛さんのナチュラルランニング教室に参加してきました。
毎年2回ほど大阪で開催されているナチュラルランニング教室。前から参加したいと思っていて、やっと念願叶ったんです。
夢が叶ったこの日。予想以上に、目から鱗な気づきがたくさんありました!まずはレクチャーで心に残ったことを書いておきます。
目次
裸足ランニングのパイオニア、吉野剛さんのランニング教室(ずっと裸足)に参加!- 人間本来の走りに近づくヒントが満載でした
参加した理由
ぼくは、ビブラムファイブフィンガーズという、裸足感覚の5本指シューズを履いてランニングしています。もう1,000km以上このシューズで走ったかな・・・。
できるだけ楽に走りたい。人間本来の走りに近づきたいんです。が、いかんせん独学なので、正しい方向に行っているのかが分からない。
いつか第一人者に教えてもらいたい、その気持ちをずっと持ち続けていたんです。
参加者はほとんど裸足ランナー
大型台風到来の前の、あいにくの雨模様でしたが、参加者は約20人ぐらいいてビックリ。もっとマイナーだと思っていたんですが、探せばいるんですね、裸足ランナー。
ぼくはビブラムファイブフィンガーズを履いていたんですが、みんな裸足になっていたので、ぼくも思い切って真似してみました。裸足で走るなんてすごい抵抗があったんですが、勇気付けられましたね。
そして、主催の吉野さん。落ち着いた方なんですが、静かなエネルギーを秘めているようでした。実技のデモンストレーションや、走り方など、すごく軽やかで印象的でした。
シューズをビブラムに変えたからといって、すぐ走り方が良くなるわけじゃない
朝8時になり、吉野さんのレクチャーからスタート。最初から唸らされます。
テレビドラマで「陸王」が始まりました。そこでビブラムファイブフィンガーズが登場していますが、シューズを変えたからといってすぐに走り方が良くなったり、怪我をしなくなるって言うわけではありません。まずは、身体の使い方をしっかり理解すると言う前提が必要になります。
そう、シューズはただのツールだから、それを使って自分を変えていかなきゃいけないんだよね。最近は、ただシューズを履いて走っているだけになっていたのかも。
もっと身体の声を聞かなければ・・・。
足は地面の圧力を感じるセンサーである
レクチャーは足の裏について深堀りされます。
足の裏は地面の圧力を感じるためのセンサーです。足にかかる圧力が敏感に分かってこそ、どうやったら自然に楽に走れるのか調整することができるようになる。
一般のランニングシューズは足を衝撃から保護するために、ソールが厚くなっています。だからフォームを適当にしていても、なんとか走れます。
でも、シューズが足のセンサーを感じさせなくしているので、どんどん悪い走りになっても気づかない。結果、自然な走りじゃなくなったり、運が悪いと怪我をしてしまう。
裸足になったり、ビブラムで走ったりして、足の感覚を敏感にすることで、自然な走りができるようになるんですね。
足への衝撃をいかに少なくし、前への推進力に変えるかがカギ
拇指球で着地すれば良い、って単純に考えているランナーもたくさんいるけど、それは間違い。かかと着地だろうが、つま先着地であろうが、大事なのは衝撃が吸収される走りをしているかどうかが大事。
これは耳が痛かったです・・・。今までは、「拇指球バンザイ!」って感じで走ってましたからね。走る時の衝撃が、かかとから拇指球に移っただけ。
それだけでも進歩かもしれないけど、まだ先があったんです。
衝撃とどう付き合っていくのか・・・?
衝撃を逃すことなのかな?と思っていたんですが、そうではありませんでした。
足への衝撃をいかに少なくして、さらに前に進む推進力に変える。
どうやってやるのか?ここから実践編に入っていくのです・・・。
長くなるので、次の記事で書くことにしましょう。
さいごに
レクチャーを聞いていて、ワクワクが止まらなくなってきました。自分が好きになったランニングが、こんなに奥深いなんて。
ジャングルの奥地の洞窟に、秘宝を探しにいくインディー・ジョーンズのような気分でした!
自分の感覚を大事にして、トレーニングしていきます!!