最近、小3の娘と一緒にJ-POPを聴く機会が多い。車で移動する時は必ずiPhoneに入っている音楽をかけるので、それで歌を覚えだしているみたい。
ぼくが好きな歌を、子どもも一緒に好きになってくれるのが嬉しいんです。
ぼくも子どもの頃、親父が集めていたレコードやカセットテープをよく聴いていました。The Beatlesや、もんたよしのりのダンシング・オールナイトなんかは、今でも口ずさめるくらいです。
娘とぼくの今のお気に入りは、米津玄師(よねづけんし)。
2014年にリリースされた、『アイネクライネ』という曲が2人して大好きになりました。
この曲、東京メトロのテーマソングになったらしいんですが、関西のぼくたちにはあまり馴染みがないんです。
静かに前向きにさせてくれる歌詞と、ちょっと気だるそうな歌声を、ぼくは好きになったんです。
歌詞が好きという小3の娘
娘はどんなところが好きになったのか、ふと気になって尋ねてみました。
ぼく:「この歌のどこが好きになったの?」
娘:「歌詞が好き!好きな人と一緒にいたいっていうのが、なんか分かるんよね。」
産まれてきたその瞬間にあたし 「消えてしまいたい」って泣き喚いたんだ それからずっと探していたんだ いつか出会える あなたのことを(米津玄師 アイネクライネより)
うーん、小3でも女の子はマセてます。しっかり意味を掴もうとするんだもの。
実は娘は、10ヶ月の時からベビーサインという手話でコミュニケーションが取れていたので、難しい漢字でもなぜか読めるし、文章の意味をザクッと理解するのが上手いんです。
歌詞の意味がしっかりある作品のほうが、聴きごたえがあるみたい。
家族っていいよね
今では、お風呂にもiPhoneを持って入って聴いています。よっぽど気に入ったんでしょうね。
こうやって、J-POPを一緒に聴いてディスカッションできるようになるなんて、思ってもみませんでした。
こういうのが、いちいち楽しいというか、家族団欒のひとつですね。