沖縄といえば、タコライスの発祥の地なんです。
第二次大戦後沖縄はアメリカ軍の統治下に置かれました。米兵達が持ち込んだ文化の一つにメキシコ料理だったのです。そのため、沖縄では1940年代頃から沖縄に定着したといわれています。
米兵や円高という時代背景により、米軍基地の近くにあるタコス屋さんが、メキシコ料理の定番中の定番であるタコスを、お腹一杯そして安く食べたいという米兵のために、ご飯の上に盛って、野菜を沢山入れたメニューを作り上げたことによって沖縄オリジナルのタコス料理「タコライス」が誕生したのです。(タコライスファンより)
そう、アメリカ人は最初はタコスだったんですね。そして、アメリカ留学時代にタコスにハマってしまったぼく。
そりゃあタコス食べたくなりますよね!
ということで、老舗のタコス専門店に訪れてきました!
目次
メキシコ 沖縄・宜野湾市 – 40年以上続くタコス専門店! 塩で食べるタコスが美味い!
メキシコは、宜野湾市の普天間基地の北側にあります。見てくださいこの店構え。色使いやサボテンなんかでメキシカンな雰囲気でしょうか。
早速入ってみましょう!
店内は結構広いですね。メキシカンなテイストというわけでもなく、三線やシーサーなんかも置いてあります。とってもレトロな雰囲気だなあ。40年という年月を感じさせてくれます。
お昼前に到着したので、まだ誰もいませんでした。
こちらの壁にはいい感じの絵画が掛けられています。
ホントにメニューはタコスだけ!
席に着くと、女性店員さんから「何人前ですか〜?」とだけ聞かれます。そりゃそうですよね、タコス専門店なんだもの。
神戸の餃子専門店もそんな感じだったなあ・・・。
あ、注文は2人前にチャレンジ!だって好きなんだもん。
最近値段が変わったということなんですが、40年ずっと同じ価格で粘り抜いてきたことが素晴らしいと思うんです。
これからもずっと、変わらぬ味を提供し続けてほしい。
さて、まずは飲み物から!瓶入りのペプシです。オリオンビールなんかも、全て瓶詰めの飲み物だけを提供しているそうです。
食べ方は2種類!絶品サルサソースか塩で
程なくやってきました、タコス!
こぶし大の大きさと、ひき肉やレタス、トマト、チーズの分量がバランスが取れています。中身が多すぎると食べてるときに漏れちゃいますからね。
皮(トルティーヤ)は柔らかめで、モチっとしてました。
店員さんは、サルサソースと塩を置いていってくれました。
「実は、塩を振りかけて食べるのも美味しいですよ。食べ比べて見てくださいね!」
まずは王道のサルサソースを試してみると・・・。
スパイスで煮込まれた牛肉、チーズといった濃い味を、トマトの酸味がサーっと流してくれる感じで、後味スッキリ!
パクパクと何個でもいけそう。これは食欲そそられるなあ・・・!
このサルサソース、毎日手作りしているそうです。だから新鮮で酸味がしっかりしているのかな。ちなみに、ハラペーニョがしっかり使ってあるので結構辛め。これくらい主張してくれたほうが好きです。
お次は塩を振りかけて食べて見ましょう!
おおっ・・・!こっちは肉の旨味や甘味、そして野菜の味がそのまましっかり味わえる!
よりジューシーなタコスに感じられますね。とっても新鮮で美味い!
まとめ
結局、交互に食べ続けて2人前を食べきりました。男性目線でいうと、1人前だと物足りなくて、2人前だとちょっと食べ過ぎかもしれない。
女性なら、1人前で十分満足できるでしょう。
それにしても、この味を40年間、ずっと守ってきてると思うと頭が下がります。また必ず寄りたいお店ですね!
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