あの半沢直樹シリーズや、下町ロケットの著者、池井戸潤さんの最新作が発売されたんですが・・・。
ぼくには衝撃だったんです!
だって、小説の中にビブラムファイブフィンガーズが登場するんですから!!
速攻買ってしまいましたよ。
ビブラムファイブフィンガーズ愛用者は、絶対買いの一冊です!
目次
「陸王」- 池井戸潤の小説にビブラムファイブフィンガーズが登場!ランナーなら必読の小説!!
池井戸潤の小説にありがちな設定で物語はスタートします。
埼玉県にある老舗足袋業者である「こはぜ屋」。足袋一筋100年だけど、斜陽産業になってしまって資金繰りに頭を抱えている。
そんな中、社長宮沢紘一がふと訪れたスポーツ店で目に止まったシューズが、ビブラムファイブフィンガーズ!
裸足感覚を追求したシューズを見て、「足袋だって裸足感覚を大事にしてるんだ!」とこれまでの技術を活かしてランニングシューズの開発をスタートさせていくが・・・。
世界的スポーツブランドとの熾烈な競争、資金難、素材探し、開発力不足…。
従業員20名の地方零細企業が、伝統と情熱、そして仲間との強い結びつきで一世一代の大勝負に打って出る!
お得意の、小さな企業が、情熱と工夫で大企業に挑むストーリーにどんどん引き込まれていきます。
ビブラムファイブフィンガーズを知らない人こそ、読むべし!
ビブラム愛用者にはおなじみの、「フォアフット着地」、「ヒール着地」なんかの解説も出てきます。予備知識がない人でもすんなり物語に入り込めます。
ビブラムファイブフィンガーズの良さが、ストーリーの中で理解できるのがいいですね。
読み終わったら、絶対ビブラムを試してみたくなりますよ。
まとめ
あの池井戸潤が、ビブラムファイブフィンガーズを題材に小説を書くなんて、ユーザーのぼくからしてみれば嬉しい限りです。
588ページもの長編ですが、おそらくぼくは1日もあれば読みきってしまうでしょう。
それだけ引き込まれるテーマと、池井戸潤のストーリー展開力がものすごいです。
全力をもってオススメします!