【読書】「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方(岩田 松雄著) – 人間力を高めて自分らしいリーダーシップを!

新年度が始まりましたね。会社組織では人事異動の時期となるので、ポジションが変わる人も多いことでしょう。

ぼく自身も、今月から役職が変わってリーダーシップが求められるポジションになりました。

『役割が変わったからって、いきなりリーダーシップ取れって言われても…』と悩んでいるときに、この本に出会いました。

リーダーになった人、みんなに読んでほしい本です!

目次

ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方 – 人間力を高めて自分らしいリーダーシップを!

著者への問い

著者は、スターバックスやボディショップで代表を務められた岩田松雄さん。いわばプロの経営者です。

所属する組織が変わっても、リーダーとしてあり続けられたことがすごいですね。

そんな岩田さんへの問いはこちらです。

『自分らしさを出しながら、リーダーシップを取るにはどうしたら良いのか?』

自分らしいリーダーシップを取るための5つのポイント

「人として」を基準に

ポジションが上がっていくと、すこしずつ権力を与えられますよね。

なんとなく偉くなったような気分になってしまいます。

これは、「権力の誘惑」に晒されているのです。

権力には「責任」がくっついてくることを忘れてしまい、自分は偉くなったと勘違いしてしまう。

そうならないように、人間を磨いておくことがリーダーの最低条件となります。

そもそも、その権力も会社を一歩出ればなくなるわけです。

重役で定年退職して、そのまま偉そうにしてるおじさんがたくさんいますよね。

ぼくはそうはなりたくない。

家でも会社でもコミュニティでも、同じ自分として謙虚に人と接するようにありたいです。

全ての答えは「現場」にあるとして、現場に降りていく

マネジメントの立場に立つと、急に現場を離れることになります。

部下の報告というフィルターを通して現場を見ることになるので、どうしても「現場感覚」が薄くなります。

でも、仕事でもっとも目を向けなければならないのは、変わらず「現場」なわけです。

なので、リーダーはプレイヤーの時以上に現場に目を向ける必要があります。

岩田さんがスターバックスの社長だったときに、お店に訪問することを重要視していたそうです。

いつまでも「現場感覚」を持ち続けたいですね。

「なんとかなる」というマインドセットを持つ

岩田さんは、いつでも「何とかなる」という感覚を持ってほしい、と語っています。

『自分にできる最大限をやっていれば、神様は悪いようにはしない』、という感覚を得たそうです。

人生の岐路に立った時、必ずチャレンジングなほうに進む。じぶんにできる最大限のことをやっていく。

そうすると、「何とかなる」という感覚を得られる。

この感覚を得られると、より大きな意思決定やチャレンジをすることができるのです。

意識して身体を動かす

責任が重くなると、休みの日も仕事のことがこびりついてしまいがち。

仕事から離れて、上手く脳を休めてあげる必要があります。

じゃあ、飲みに行ったら良いのか?それとものんびり温泉にでも行けば良いのか?

それよりも手っ取り早くて健康的なのは、身体を動かすことです。

ぼくもランニングを続けていて、これを実感しています。

仕事のことでムシャクシャしていても、走り出してリズムに乗ってくると、心がすこしずつ空になってきます。

走り終えると、心がスッキリ。

身体が気持ち良くなることで、心も引っ張られるんですね。

心を豊かにする本を読み、共有する

人の心を動かすには、自分の心を豊かにすることが大切です。

そのために有効な手段は、良書を読んで良い言葉に触れることを

それをもう一歩進めて、その書籍の情報をメンバーに共有するとさらに良い効果が生まれます。

まとめ – 最終的には人間力が試される

本当に優れたリーダーになるには、絶対に欠かせないものがある、それが人間力だと岩田さんは書いています。

成功ではなく、成長を目指すこと。

人間的な成長こそが、成功である。

そう思えば、『毎日が自分を磨ける場』になりますね。

これからも仕事でいろんなことがあると思いますが、成長を目指して進んでいきたいと思います!

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