5月17日土曜日、ホリエモンこと、堀江貴文氏の出版記念講演が広島で開催されました。全国で出版記念講演会を行っていて、広島開催が最終回ということです。
参加してきました!
<本日開催> 堀江貴文著書「ゼロ」無料講演 @広島 | ホリエモンドットコム
ホリエモン。彼ほど、好き嫌いの評価が真っ二つに別れる人はいないんじゃないか、と思う。
僕らの親世代は、確実に拒否反応を示すだろうし、逆に若者たちの好感度はかなり高い。
僕個人は、刑務所に入ってしまったとはいえ、彼のことは嫌いではなかった。
それが、明確に「好き」に変わったのは、昨年末に、ホリエモンの最新著書、「ゼロ」を読んだから。
ダイヤモンド社
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目次
チャレンジすることが必須の時代に
グローバル化が叫ばれて久しいが、それによって僕らの未来にどんな影響があるのだろうか。
ITの爆発的な普及で、全世界でスマホによってネットに繋がることができる。
情報収集力がほぼ同じレベルまで高まる。日本でも、中国でも、果てはグリーンランドでも、同じ情報を瞬時に見つけることができる。
そうすると、「情報のフラット化」が起こる。今までは、情報インフラが発達した一部の国のみが情報にリーチしやすい位置にいたが、もはやそのアドバンテージには日本にない。
むしろ英語ができないぶん、得られる情報量が限られてしまい、技術革新やら政治やら何もかも、後進国になる。
このような予測が立つなかで、日本人よりも優秀な人材が流入してくると、もはや「安定した生活」を確保することはとっても難しくなってくるだろう。
グローバル化の波に乗り切れる人、そうでない人が区別され、格差が今よりも明確に広がっていく。
安定はもはや存在しなくなる。世界に対して、チャレンジしないと淘汰されてしまう時代に変化したのだ。
グローバル社会を生き抜くために大切にしたい、たった一つのこと
では、その荒波を泳いでいくために必要なことは何なのか?
お金?資格を身につける?起業する?
そんな言葉を予想していたが、語られたのは、全く違うものだった。
『どんなことが起こっても、周りの人たちと助け合っていけるような人間関係を作り出していくこと。』
最初は何のことを言っているのか分からなかったですが、世界と繋がれるチャンスがあるのだから、こちらから出かけていってどんどん繋がっていけば良いじゃん!と解釈してみた。
そして、人と「繋がる」ためには、他人に対するガードを下げて、積極的に気軽に声をかけることが大事。自己開示をしていくことで、高確率で繋がることができるようになる。
「ゼロ」で、ホリエモンは自分の弱さをかなりさらけ出しています。
女の子にモテず、うまく話しかけることができなかった時代があったこと。
それに対する、読者からの反応は、『共感』が圧倒的だったようです。
僕も、本を読んだときにホリエモンの人間らしさに触れ、彼を身近に感じることができました。
自分の弱さなんて、自分が思うほどに他人は気にしてない。だから、もっとオープンに付き合っていけばいい。
そうやって対人スキルを上げることが、これからの生き方で一番重要になっていく。
「繋がり力」身につけること。まずはこれをやっていきましょうよ、というシンプルなメッセージだった。
ホリエモンからこんな話を聞くなんて、予想外で驚きました。しかし、だからこそ心に落ちました。
感じたこと
内容だけ見ると、シビアな現実を突きつけられたような気になるかもしれませんが、受け取ったメッセージはポジティブなものだったです。
世の中、自分のやりたいことを、やりたいようにやっていこうよ。日本だけとか、固定概念にとらわれていないで、殻を破れ!飛び出しちゃえ!
視座の高さの重要さを学ばせていただきました。
行けてよかった!