ワイフとはるばる京都まで行ってきました。お目当てはゴッホ。
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昨年から札幌、東京と巡ってきて、関西では京都のみ。それも3月4日で終わってしまうので、いそいそとワイフを誘ったんです。
美術館のキュレーターでもあった原田マハさんの小説が好きなので、美術館に行きたい欲が高まってたんですよね。
館内での写真撮影は不可なので、じっくりと見ることができました。
目次
実は日本に憧れていたゴッホ
ゴッホと言えば、高校の美術の教科書に載っている有名な画家で、精神を病んで自分の耳を切り落とした、ということくらいしか知りませんでした…。
『明るい色で描かれた自画像の人だなぁ』くらいのおぼろげなイメージだったんです。
でも今回、ゴッホがすごく日本に親しみを抱いていたということを初めて知りました。
晩年にフランスのアルルという小さな町に引っ越した時、そこで見た素晴らしい自然の風景について、『まるで日本のようだ…!』と感想を手紙に書いています。(いやいや、日本に行ったことないんでしょ?)
それだけ、日本に憧れを抱いていたということですね。
浮世絵に傾倒していたときもあった
ゴッホが遠き日本の絵画(浮世絵)に魅せられて、自らの作品に活かしていた、という事実があったんですね。そのプロセスが今回の展示で示されています。
▲これなんかは、日本の浮世絵を紹介するフランスの雑誌の表紙としてゴッホが描いた絵です。浮世絵をモチーフにして描いた作品。
まるっきり浮世絵ですよね。東洋の神秘を感じながら、アトリエで描くゴッホを想像すると、なんだか親近感が湧きます。
▲ここだけ写真が撮れました。ゴッホが過ごしたアルルのアパートの部屋を描いた作品を、そのままリアルに部屋にしてあります。
あとがき
最後は美術館近くのカフェで、和パフェを食べました。黒蜜美味し!