突然ですが、CQって聞いたことありますか?恥ずかしながら、ぼくは全く知りませんでした。
IQは、知能指数のことですよね。優秀なコンピューターのように複雑なことを素早く処理してしまえる能力を持っています。
そう、聖徳太子のように頭脳明晰なイメージです。
EQは、心の知能指数という言い方をします。感情をコントロールしたり、効果的に表現できる能力のこと。
CQについては、昨年末のNHK番組、ライジングスター 飛躍の秘密で紹介されていたんです。
番組は、リオオリンピック金メダリストやドラフト1位ピッチャーなんかをクローズアップして、「なぜ高いパフォーマンスを発揮できたか?」を検証していくいかにもNHKらしい素晴らしいコンテンツでした。
その中で、トップアスリートになるために重要な指標として、CQ(好奇心指数)が注目されているというお話。
気になったので調べてみたら、Harvard Business Reviewで紹介されていました!
英語なので、サクッと解説してみます!
元記事はこちら
目次
CQ(好奇心指数)を高めて自分の可能性を広げよう!
そもそも、CQってなに?
CQとは、好奇心指数と言います。どれだけ好奇心が強いのかを現す数値です。
CQが高い人は新しいもの好きで、知らないことを経験するのは大歓迎。だけど、ルーティン作業なんかはすぐに飽きちゃう。
自分自身の考えやポリシーをちゃんと持っていて、周りに迎合しない。
なんか、ちょっと気難しい研究者みたいなイメージですかね。
そして、あいまいな物事に対して耐性があるんです。これがとっても大事な資質です。
どう言うことかというと、そもそも21世紀においては技術の発展や情報過多の状態なので、白黒はっきりつけられる物事なんか少ないわけです。
そんな中でも自分独自の結論を導くまで我慢強くパフォーマンスを発揮できる(飽きっぽいのと正反対な資質ですが、自分の好きなことは脇目も振らず集中できるってことかな)。
また、CQが高い人は新しい知識を得ることにとても貪欲で、そのための労力やお金なんかはこれぽっちも惜しみません。
そうすると、専門知識が身につきやすいため、自分の専門性と好奇心の強さを合わせて課題に立ち向かい、ついには成功に至るということです。
なんか、トーマス・エジソンのような人が浮かび上がってきますね。
ちなみに、他の指数もざっくり紹介すると…、
CQを高めるには?
番組では、プロゴルファーの中嶋常幸さんがジュニアのゴルファーをコーチしている場面が紹介されていました。
彼が大事にしているのは、全部教えないこと。全て教えると言われた通りにしか練習しないので、心のゆとりがない。
ゆとりがないと自分で考えることがなくなり、好奇心が発揮できなくなってしまいます。
指導する側が一歩引いて、自分で考えさせる習慣をつけてあげるのが良いですね。
まとめ
これは子どもの教育だけでなく、ぼくら大人にも当てはまることができそうです。
毎日同じ通勤電車に揺られて、仕事をして、帰ってくる。
工夫をしないと、ルーティンに没入しそうです。
『なんかこの頃飽きてきたな』と思ったら、ちょっと工夫してみましょう。
いつもと違うルートで通勤してみたり、帰りに気になってたお店に立ち寄ってみたり。
そんなことで、少しずつ好奇心指数が上がって楽しくなるんじゃないでしょうか?