2017年の広島初詣を続けます。今回は参拝だけがお目当てではありません。
宮島には弥山という山があって、弘法大師が拓いたと言われています。
標高535メートルとピクニック気分で登れるし、途中までロープウェイで行けるそうなので家族でチャレンジしてみました!
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目次
宮島に来たなら弥山に登ろう! – 気軽に登れて大パノラマの景色に感動!
お茶屋さんで腹ごしらえ
ロープウェイに行くまでに、お茶屋さんがありました。ここで軽食を取ることができます。
この日は暖かかったので、屋外のテーブル席でも問題ありませんでした。
美味しかったのは、やはりこれ!
焼き牡蠣です。一つ一つが大きくて身がぷりぷりしてました。
自然の塩味で、そのまま食べるのが一番美味しい。
寒い日には牡蠣雑炊でしょ!
これも美味しかったなぁ。牡蠣のだしが良い感じで出てるから、ほんのり塩味効いてます!
ロープウェイで途中まで一気に
腹ごしらえしたところで、ロープウェイに乗りましょう。紅葉谷公園というところから乗ることができます。
今や、パワースポットという言葉が定着しましたよね。知る人ぞ知るという内密なものではなくなってオープンな存在です。
ロープウェイを2回乗り継いで獅子岩駅まで、そこからは片道30分のピクニックです!
それにしても、弘法大師さまはよくこんなところを開山しましたよね。山に分け入って少しずつ拓いていったのでしょうが、気の遠くなるような作業だったんだろうなあ・・・。
ロープウェイから見た景色ですら、瀬戸内海の多島美が垣間見えますね!
そして森は弥山原生林と言って、厳島神社とともに世界遺産に登録されている、手つかずの自然です。
獅子岩駅に到着しました!
少し霧がかかっていましたが、瀬戸内海が一望できますね!でも、ここからがピクニックの本番。
頂上へ向けて30分歩きましょう!
1,200年燃え続ける火を祀る霊火堂
約20分ほど登ると、お堂が見えてきました。霊火堂です。
正式名称は不消霊火堂(きえずのれいかどう)。
弥山本堂の目前にあり、806年に弘法大師が修法を行った際の霊火が、1,200年たった今も「きえずの火」として燃え続けています。この火にかけられている大茶釜で沸かした霊水を飲むと、万病に効果がある、幸いが約束されると云われ、その場でお茶をいただくこともでき、ご利益を求めて弥山に登る人が後をたちません。 - 宮島ロープウェー公式サイトより
広島市の平和記念公園に、平和の灯の元火としても使われたそうです。
お堂に近づいてみると、かなり煙たい・・・!
霊験あらたかとはいえ、長時間は耐えられないかも・・・。
中央に鎮座してある大茶釜。この中のお湯をすくって飲むといいらしいです。
そばに紙コップが用意されていました。心遣いが嬉しいですね。
では、いただいて見ましょう!
おお?お茶かな?と思ったんですが違います。
茶釜の鉄分が出て茶色に濁っているそうです。変な味はしませんでしたよ。
霊水も飲ませていただいたので、頂上までもう少し行きましょう!
頂上までの道には、奇岩や巨岩がゴロゴロしています。
こどもたちはすっかり探検気分ですね。
自然のお堂でしょうか。なにげない景色も特別に見える空間。
頂上から見る瀬戸内海の大パノラマに心震える
ついに到着!
ちょっと汗ばんだくらいの運動量だったので、幼稚園の息子でも難なく登ることができてました。
初詣の後にこうやって自然に触れられるのはいいなあ。
弥山頂上から見た景色です!
手前にフェリーの桟橋が見えて、奥が広島市ですね。
新年早々雄大な景色を見ながら、まだ見ぬ一年に思いを馳せる。いい一年の始めかただ。
お義父さんが山登りの人なので、頂上で美味しいコーヒーをいただく。
コーヒーの香ばしい匂いと、開かれた景色。そしてお正月のめでたい気分。
最高。
まとめ
思いつきで言い出した宮島初詣が、こんなに楽しいものになるとは驚きでした。
やっぱりなんでもトライしてみるもんですね。
毎年お正月のコースにしたいと思います!