今日は年度末ですね。3月の終わりは、学生でも社会人でも「別れ」の季節でもあります。
卒業や、異動・転勤などの別れで、寂しさを感じている人も多いんじゃないでしょうか?
ぼくもその一人です。長年お世話になった先輩や同僚が転勤になったり、懇意にさせてもらっていたお店がクローズしたり、さらには会社を辞めて独立する友人も。
なんとなく、置いてけぼりをくらったような喪失感で満たされてました。自分だけ何も変わらないような気がして。
でもこれは、別れがもたらしてくれるチャンスなんですね。
手放さないと、未来をつかめない
一杯になったコップの水を空っぽにして初めて、新しい水を入れることができる。
持っているものを手放すからこそ、未来の何かをつかめる。
そういうことを繰り返してるうちに、自分の器が大きくなっていくんですよね。
学生時代から振り返っても、そうやってステップアップしてきた。
別れはチャンスが形を変えたもの
寂しさを打ち消そうとする必要はないです。
でも、別れはチャンスが形を変えたものだと気づくことができれば、寂しさとは別のポジティブな感覚に包まれます。
学生時代は、卒業というイベントで、周りにいるみんなと一緒に「別れ」が経験できました。
社会人になると、「別れ」は1人で嚙みしめることになります。
そのぶん味わう空虚感は大きいですが、そのぶん素敵な未来が広がってると信じましょう。
自分では想像もしていなかった出会いが、ぼくたちを待っています。
桜が咲く頃に、ふとそんなことを考えました。