11月13日(金)の夜、仕事を早く切り上げて伊丹市で開かれた心屋仁之助さんの講演会に参加してきました!
自分らしく生きることについて、とっても参考になる気づきがたくさんあったのでブログにまとめておきます。
目次
心屋仁之助講演会〜自分らしく生きること〜 心を開く魔法の言葉を唱えて出てきた世界とは
心屋仁之助さんとは?
数年前にテレビにも出演されていた「性格リフォーム」心理カウンセラーです。最近はテレビにも出なくなっているそうで、ぼくも著書を読んで心屋さんを知った口です。
自分らしく生きていない人 = 頑張り屋さんの図式
今回のテーマは「自分らしく生きる」。それを理解するために、まず自分らしく生きていない人のお話からでした。
心屋さんのお話は軽妙でテンポが良くて思わず引き込まれます。話を分かりやすくするために、仮面ライダーとショッカーを引き合いに出して話し始めました。
自分らしく生きていない人は、「頑張り屋さん」。頑張る・我慢・私が(やらなきゃ)がキーワード。言い換えれば、「いい人」を演じてしまっているんです。
自分が我慢すれば・・・。自分が頑張らないと・・・。自分がやらないと・・・。と自分を過剰に犠牲にしてしまう。
また、この人たちは他人が頑張っていないと、それを正していくんです。他人を正さないと存在価値がないとも思っています。まるで、ショッカーを退治する仮面ライダーのように。
なんか・・・、重いですよね。自分のことを抑圧しまくっている感じ。でもこれがたくさんの人が陥っていることなんです。
一方、ショッカーは好きなことばっかりやって生きています。迷惑かけても何しても自由に生きている。そこに心の重みなんてないわけです。そして、そっち側に行ってみましょうよ、と心屋さんは伝えています。
自分らしく生きるための21のレシピ
じゃあ、どうやってそっち側に行くのか?それは今まで自分がしてはいけないと信じていた逆をすること。タブーを犯すことなんです。「ゴキブリを食べる」と形容していました。
そのための21のレシピを教えてくれました。
- 好きなことだけやっていく(人に迷惑をかける)
- 家族を優先する(自分の内側を満たす)
- 奥さんのいいなりになる
- 問題を放置する(なんとかなる)
- 目標・計画を立てない
- 子育て・部下育ては放牧する(見守る)
- ネガティブになる
- ダメ人間になる
- 人に甘える
- いい人をやめる
- 人を助けない
- 親不孝をする
- 調子にのる
- お金を使う 値札を見ない(好きだからそれを買う)
- 笑わない(愛想笑い)
- 人にしてもらったことに、お返ししない
- 「嫌だ」とちゃんと言う
- 冷たい人になる(断るときに理由は言わない)
- 元を取らない
- 大阪のおばちゃんになる
- 自分は素晴らしい、ということにする
これって、まさに「いい人」や「頑張り屋さん」がやることの真逆ですよね。ぼくもこれを聞いたときに違和感がガンガン出てきましたが、こうやって書いていると後で理解できました。
こうやって、「いい人」・「頑張り屋さん」をやらないことで、心にまとったものをそぎ落として自分らしさを見つけていくのです。
「心を開く魔法の言葉」を会場みんなで唱える!
講演会の真骨頂は、会場全体で「心を開く魔法の言葉」を唱えることでした。それがなんと210個もあって、心屋さんが読み上げた後に約1,000名の参加者が繰り返していきます。
その言葉は、「劣等感」や「幼少期の心の叫び」、「否定・禁止・抑圧」、「恐怖」、「言って欲しかった言葉」、「思い込み」などの種類に分かれます。
それを言葉に出していくと、身体がウェ〜っと感じたり、言えない言葉が出てくる。自分の身体が反応してしまうんです。それが、自分の心が引っかかっている証。
それに気づくことで、それを手放すことができるようになるんですね。
「実はわたし、仕事ができないんです」
「実はわたし、かっこ悪いんです」
「ズルしたっていい」
「頑張らなくてもいい」
こんな風にガンガン言っていきます。ぼくが反応したのは幾つかありました。本当にウェ〜ってなったからびっくり。
そのあとは、心屋さんの歌が披露されて終了。歌詞が深いメッセージになっていてとっても心地よかったです。
ブロガー仲間との二次会で押し寄せた感覚
講演後、ブロガー仲間のいつでもスタオバさんと合流。軽く食事をしながら感想を語り合っていました。
【参考記事】
魔法の言葉づくし!心屋仁之助さんの講演@いたみホールで自分らしく生きることを学ぶ | いつでも スタオバ!!!
ぼくが感じたのは、
「できる人じゃないといけない」、「優秀だと見られていたい」、そんなビリーフが自分を包んでいるってことでした。
20代の頃は、「100%プラス思考」というモットーを掲げていました。悪いことが起こっても「自分の成長の糧だ」とか「原因は全て自分にある」とか無理矢理解釈してきたわけです。
そのビリーフを持ち続けて、身体と心に変調をきたして1週間会社を休んだこともありました。
その時にも痛感したんだけど、まだまだ残っているんだなぁ・・・。
また、ブログを書くにしても、「すごい人だと見られていたい」、「成長している自分を書かなければいけない」という気持ちが働いて、自由度のある記事が書けなくなっていたんです。
自分のビリーフって、無意識に思考や行動を束縛しているんですね。
いつでもスタオバさんとの会話で、そういうビリーフを手放した記事を書いてもいいじゃないかって思えるようになりました。
そう、好きで始めたんだから、自由に書いちゃってもいいんだよね。
気づかせてくれたスタオバさんに感謝です!
まとめ – 心を軽くするために
もっと素直になってもいい。もっとネガティブになってもいい。人生なんてチョロいわ〜って思ってもいい。自分のブログも、自分の書きたいことを書いたっていい!
講演会終わって1日経って、心が軽くなった感覚です!