5歳の息子の、幼稚園の運動会に行ってきました。総勢30名にも満たない園児たちで、運動会が盛り上がるのか少し心配してたんですが、今まで見たことないくらい感動的なイベントになりました!
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最初は心配のほうが大きかった『少人数クラス』
うちの幼稚園は市立ですが、ここ数年少しずつ人数が減少しています。今年は、年長組が約20名に対して、年中組(息子が所属)はなんと6名(しかも全員男子)!
生涯初めての団体生活がいきなり男子校状態。心配半分、好奇心半分で息子を見守っていました。
- 「少人数だから外遊びや団体行動など、できないことが多いのでは?」
- 「いつも触れ合う友達が同じだから、飽きちゃうんじゃないか?」
- 「クラスに女子がいないから、接し方が分からないイケてない男子になるのでは?(ぼくの思い込みです(笑))」
まあ、親は勝手に心配するもんですね。
そんな思いを持ちながら運動会を見に行ったら、想像してた感じとまったく違ったんです。
少人数だからできることがたくさんある
一人ひとりにスポットライトが当たる
まず、プログラム全体のテンポがとても良かった。
全員の出番が多くていいペースで登場してくれます。人数が少ない分、それぞれの出番が多いんですよね。運動会が始まってから、ず〜っと応援してた気がします。
そして、運動場が広く使えるので目立つんです!
徒競走でも、3人ずつくらいで個人戦やっても大して時間かからないから注目される。注目されると、その分受ける声援が大きくなります。
一人ひとりをじっくりと観察できる運動会も、なかなかいいもんです。
ゆったりとした時間配分
少人数だと、進行に神経を使わなくても済みます。むしろ、どうやって時間いっぱい使おうかと企画するので、プログラムはおのずとゆったりしたものになります。
ぼくが一番盛り上がったのは、「綱引きの個人戦」でした。一対一で綱引きするんです。会場が一番盛り上がったんじゃないかなあ。
綱引きって結構時間がかかるので、普通であれば団体競技ですよね。でも、これを個人戦でやってしまえるほどの時間があるんです!
地域の人たちも応援に来てくれる
ぼくらの幼稚園の人数が少ないことは、地域の人たちも知っています。地元の有志の方々が「未来を考える会」を立ち上げるなど、子どもが幼稚園に通っていない世代の人たちがたくさんいます。
運動会にも足を運んでくれる方が多く、地域全体で幼稚園をサポートしている雰囲気が素晴らしかった。
まとめ – 強みを活かした子育て
今回は運動会でしたが、日頃の生活でも少人数の良さは発揮されているようです。
お絵かきなんかでも、先生が一人ひとりに使える時間がたくさんあるので、完成度が高くてびっくりします。
「少人数だから、他と比べてできることが少ない」のではなくて、「少人数だから、こういったやり方ができる!」という先生方の信念が嬉しいですね。その環境の「強み」を活かした子育てが楽しみです。
ちなみに、ぼくらのような「小規模な幼稚園」は今後ますます増えていくはず。少人数を心配しているパパさんママさん、とっても楽しいから心配ご無用ですよ!