プレゼン・司会・スピーチで舞い上がってしまったときの対処方法とは?

先日、仕事で司会をする機会がありました。人前で話すのが好きだし得意なので、ウキウキしながら会場に向かいました。

今回はファシリテーションはなく、総合司会なので決められた時間通りに進行すれば良いので、準備もほとんどする必要がありませんでした。いや、本当は必要かもしれないけど、『準備なんてしなくても大丈夫』と確信してリハーサルに臨みます。

2回ほどリハーサルを行なって、細かい部分の確認も終了。あとは本番までリラックスして開会の時間を待ち、平常心で開会をアナウンスする・・・、はずでした。

開会の合図として、短いムービーが流れます。約150人の視線が前方の画面に集まってきた時・・・。

急に心臓が高鳴って、バクバクしているのがわかりました。

なぜ?いつもは全く平気なはずなのに・・・!?

いろいろ原因に頭を巡らせても、すぐには見つかりません。そうこうしているうちに、あと10秒ほどで開会の挨拶です。

んん?ここにきて、まさか緊張してるのか?やばい、頭に入っていた流れが消えてしまいそうだ・・・!

そして、開会してしまった・・・!

司会・講演で舞い上がってしまったときに、緊張をなくす方法

こんな時、どうしたら一瞬で緊張を和らげることができるんでしょうか?深呼吸を1分間でもできれば多少はコントロールできるんですが、その暇もない場合どうすればいいのか。

だいぶん前になりますが、異業種交流会でとある経営者の方に教わった方法がとっても役に立ちました。その方は、年間100回以上講演をされていたんですが、なぜか全員が聞き入ってしまう魅力を持っていました。

ご紹介しましょう!

広告

緊張しているときには、自分の内側にフォーカスしている

開会直後の、ぼくの心の中はこんな感じでした。

『うまくいかなかったらどうしよう。最初の言葉はなんだったっけ?立ち方はこれでいいかな?手の位置は身体の前で組むのがいいか?』

緊張しちゃうと、こんな感じで自分に語りかけている人がほとんどだと思います。

自分自身に意識を向けてしまうと、なかなか緊張はとけません。知らず知らずのうちに自分自身と格闘していて、参加している人たちを放っておいてしまうんですね。

では、どうすれば良いのでしょう? ぼくがやったのは、正反対のことでした。

一対多から、一対一の関係になれば緊張は解ける

それは、参加者にしっかりと意識を向けることです。ただし、1対多数の関係になっているので、どうやって意識を向けたらいいのかがわからないですよね。

こういう場合は、一人一人に語りかけるようにすると、うまくいきます。

目が合いやすい5人ほどをピックアップして、そのうちの1人をしっかり見ながら、一言伝えて、次の人に移ります。

  1. Aさんに視点を合わせて、スタート
  2. 「本日はお忙しい中お越しいただき、誠にありがとうございます」 → AさんからBさんへ視点移動
  3. 「ただいまより、○○を開会いたします」 → BさんからCさんへ視点移動

これを続けていると、不思議と舞い上がっていた気持ちが落ち着いてきます。一対多から、一対一の関係に持ち込めばいいんです。

また、聞いている方も、時折目を合わせてくれると感じるので、打ち解けた雰囲気(ラポール)が生まれます。

もちろん、規模によっては顔が見えないこともあるでしょう。顔が見えていなくても、こちらがしっかり意識していれば、ちゃんと伝わっていくものです。

まとめ

結論としては、司会の大役はしっかりこなすことができました。緊張していたことも、誰にも気づかれなかったみたい。

よかったよかった。

緊張したときに、それをなくすことができるのはテクニックではなくて、自分のあり方だと思うなあ。

そんなことを感じた1日でした。

参考図書

広告