『なんくるないさ』の正しい意味を知っていますか?

先日の沖縄訪問で、関東からアイターンで沖縄でお仕事をされている方に、いろいろな話を伺いました。

その方はとっても聡明な方で、知らない土地で仕事をするなら歴史をしっかり学ぶ必要があり、そうしないと地元の人が心を開いてくれないと悟っているんです。

そんな話のなかで、「『なんくるないさ』の本当の意味ってご存じですか?」と聞かれたんです。

「え?『なんとかなるさ』みたいなイメージですよね?」

「いや、違うんです。実はこれは、沖縄の歴史をしっかり学んでいないとわからないことなんです…。」

そこから、とっても分かりやすく沖縄の歴史を語ってくれました。

すると、ぼくが思っていた『なんくるないさ』のイメージがガラリと変わったんです。

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『なんくるないさ』の本当の意味

この新聞記事がとても分かりやすく解説しています。

『なんくるないさ』の前の言葉があって、本来は『まくとぅそーけーなんくるないさ』というんです。

人として「まくとぅそーけ=正しい事、真(誠)の事をすれば」「なんくるないさ=何とかなるさ」を意味する。「挫(くじ)けずに正しい道を歩むべく努力すれば、いつか良い日が来る」という意味である。単に「何とかなる」と言う楽観的見通しを意味する言葉ではない。

そう、ちょっと重たい意味合いになりますよね。この背景を知るには、沖縄の歴史を紐解いてみる必要があるんです。

琉球の歴史を知ろう

他の場所で80歳過ぎのボランティアガイドさんにもお話を聞いたのですが、沖縄の歴史(現地では琉球歴史)をぼくは知らなさすぎでしたね。

とにかくざっくり全体像を知りたかったので、Kindleで漫画版琉球の歴史を購入。

とってもわかりやすいので、オススメします!

とっても簡単に言うと、1429年に統一王朝ができたけど、地理的な条件から中国に寄り添って統治していた琉球王国。
でも、徳川幕府ができた頃から、薩摩藩(今の鹿児島県)から干渉され始めます。琉球王国という体制は維持していたけど、薩摩藩に年貢を納めたりしなければならなかった。このころは「両属」と言って、どちらにも属すような特殊な成り立ちだったんですね。

そして、明治維新の時に突然、琉球王国は沖縄県にされてしまいます。そこから太平洋戦争が勃発、終戦後にアメリカ統治下に置かれてしまうのです。

時代の流れに振り回されてきた琉球の歴史を知ると、『まくとぅそーけーなんくるないさ』の言葉がリアリティを持って迫ってきます。

まとめ

忘れないうちに、ブログに残しておこうと思ったお話でした。仕事柄いろんな街に行きますが、表面的なものよりも深い繋がりを見つけたいと日々感じているぼく。

やっぱり現地に行かなければ出会えない知識や歴史を知って、できるだけ深くその土地を感じたいと再認識しました。

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