エッセンシャル思考 − 大量のTO DOリストを効率的にこなすより、そもそもTO DOリストがすっきりしているほうがいい

『エッセンシャル思考 〜最少の時間で成果を最大にする』– Greg McKeown著


つい先日読了しました。

邦訳されたビジネス書は日頃あまり読まないのですが、表紙のイラストが印象的だったのと、副題の『最少の時間で成果を最大にする』という言葉につられて購入。

仕事の効率化がテーマかと思っていたら、まっまく違う切り口だったので驚きましたが、いい意味で期待を裏切られました!

エッセンシャル思考とは何なのか?

選択肢が多くなって何を選んだら良いのか迷ってしまう世の中。
しかも、『できるだけ多くを選ぶ』ことが美徳となっている。
ただ、全てをつかもうとすると、何もかもが中途半端になる。

『全部やらなくては』という思考から抜け出して、自分の人生で本当に重要なことは何なのか?

それを突き詰めて考え、そこに自分のエネルギーをつぎ込んでいこう、というのがエッセンシャル思考です。

優秀な人が陥る成功のパラドックス

自分にとっての最重要事項に素直に注力できれば良いのでしょうが、なかなかそう簡単にはいきません。

特に、優秀な人ほど「成功のパラドックス」に陥りやすいと著者は説いています。

①目標を見定めて成功へと進んでいき、結果を出す。

②周りから「優秀な人材」と認められ、どんどん仕事を任される。

③やることが増えすぎて、時間とエネルギーが浪費され、疲労がたまり全てが中途半端になる。

④自分のやるべきことがわからなくなってしまう。自分の中で何が大事なのかが区別がつかなくなる。

日本語で言うと、器用貧乏という言葉が近いでしょうか。
なんでもそこそこできてしまうので、なんにでも手を出してしまって、あとで何も残らなかったという経験ありますよね。

ぼくもそうですが、中堅のビジネスパーソンに当てはまると感じます。

本当に重要なことを見極める

そんな状況を抜け出して、自分にとって何が重要なのかを見抜く必要がある。

その時に有効な問いがこれです。

『What’s important now?(何が今重要なのか?)』

日々いろんな選択をする中で、いつも意識して自問自答しておくこと。

この質問を繰り返すことによって、重要なことに集中することができる素地ができあがります。

重要なことに集中することで、自分で自分の時間(人生)をコントロールできている実感が生まれます。
他人にコントロールされると、振り回されている感覚しかなく人生が前に進んでいる感覚が失われてしまうのです。

この感覚はぼくも経験したことがありますが、生きてる意義が見出せなくなる感覚に陥ることもあります。

日々触れる数え切れない情報から、自分にとって重要なことを選び取る力を養うことが大事なのです。

重要なことにフォーカスする技術

では、どうやったら選び取る力が得られるのか。

それには2つの技術が必要なのです。

『見極める技術』
自分はそれが好きなのか?
自分にとって得意なことか?
他者や社会にとって役に立つことか?

これらのフィルターを使って、自分にとって重要なことを見極めていく。

『捨てる技術』
重要でないことを切り捨てるのは、実は簡単ではない。
いろんなしがらみもあるだろうし、迷いもあるだろう。

それを乗り越えて、瑣末なことを除くことができれば、おのずと自分がどうやって進めば良いかが見えてくる。

まとめ

自分の人生にとって重要なこと、いったいなんだろう?

家族、仕事、友人…。
人それぞれ大事にしているものは異なるなか、自分にとってこれだ!と確信できるものを掴み取るために、ここまで深く考えることは避けて通れないですね。

そのきっかけに出会うことができた本でした!

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