旅ラン in 下関 − 海底トンネルを通って本州から九州を渡ってきたよ!

お仕事で下関に行ってきました。何年かに一度訪れるのですが、特にこれといって印象に残ることはなかったんですよね…。

今までは!

旅ランを欠かさなくなってから、訪れる町はどこを走るか下調べをするんですが、今回はとんでもないコースを見つけました。

海を渡れるんです…! 本州から、九州へ!!


関門海峡を渡るには、JRや車を使う必要があるとばかり思っていたのですが、なんと『人道トンネル』が存在していたのです!

そんな、ネタになりすぎるコースなら、なんとしてでも行かなきゃ旅ランナーじゃないですよね。

ということで、本州と九州を股にかけてきました!

旅ラン in 下関 − 海底トンネルを通って本州から九州を渡ってきたよ!

起床は朝6時30分。宿泊先である、ドーミーインPREMIUM下関からスタート!


海岸線沿いを走る。周りは真夜中のように真っ暗。本州の最西端なので、日の出が遅いんですね。
海の向こうにチラチラと見えている灯りが、門司港。
すなわち九州だ!


途中で桟橋に出会う。ここから、かの有名な巌流島に行くことができるらしい。
もちろん素通りですね。


少しずつ夜が明けてくる。関門橋という大きな橋が見える。そのたもとにトンネル入り口があるはずだ。


橋が近づいてくる…、デカイ!当たり前ですね。 毎日マイカー通勤で海を渡る人もたくさんいるようで。


と、突然標識を発見! 人道トンネル入口って書いてある。コレだ!!
すでに感激モード。


ひなびた道の駅のような佇まいで、トンネル入口はありました。
というか、地下鉄の駅のよう??


歩行者は無料、自転車は20円取られるんですね。ちなみに開いているのは朝6時〜夜22時まで。


その辺にある普通のトンネルかのようにシレッと掲載されてるけど、これ結構スゴイことですよね…。
事業のスケールとしても、ネタのスケールとしても。


でっかいエレベーターで地下へ降ります。
なんかのシェルターみたいな雰囲気です。


30秒も降りるって、相当な深さ。
地下55mだそう。


人道トンネルの長さは780m。歩けば約15分の距離。


エレベーターを降りると、ちょっとしたスペースが。
空調がちゃんとしていて、ちょうど良い気温でした。


関門トンネルは二重構造になっていて、上が車、下が人道となっています。
なので国道2号線なのだ!


さあ、走る!ずうっと直線なんです。
地下の秘密基地に来たみたい。
地元のランナーもちらほらいて、何往復かされてました。


真ん中まで進むと、県境が。
ただの県境ではなく、ここからは九州!
歴史的な一歩です。


下関市、北九州市を股にかける!


門司へ到着!関門突破致しました。


ほら、もう九州にいますよ!


地上に出てみると、すっかり明るくなっていました。
ほんとに走って渡れたんだ…!
ネタとして嬉しすぎます。


少し行くと、公園が。
ここからの眺めは最高!

さて、帰りましょう!!


来た道を戻るとすっかり朝。
源義経、平知盛の像がお出迎え。

そう、ここは壇ノ浦。
源氏が天下を取り、貴族政治から武家政治に転換した節目の戦いの舞台。

歴史的な場所まで訪れることができて、最高のランでした!


往復約12km。
人道トンネルの部分はGPSが狂ってしまっているけど、気にしない。

まとめ

2015年最初の旅ランでした。

普通に宿泊して、飲み歩いても良いけれど、こうやって地元の土を踏みしめていくのが数倍楽しい。

残念ながら出張するチャンスは減っていくのだけれど、こういう時間を大切にしたい。

些細なことにイロドリを!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

広告

関連記事(一部広告含む)